ESPNの人気スポーツライター、ザック・ロウがダリアス・ベイズリーを高評価。
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「サンダーが探してきた選手」
ロケッツvsサンダーのシリーズですばらしかった選手はダリアス・ベイズリーだ。実はベイズリーについて今シーズンのはじめにコラムで書いていた、プレーのセンスがすばらしい、自分好みの選手だ。
ザック・ロウ
パスや動きには光るものがあるが、他のスキル、特にシューティングは伸ばさないといけない。しかし、この選手の試合勘や読みはハイレベルだ。しかもプレーオフでステップアップした。
ザック・ロウ
サンダーはここ数年ずっとPFにサボニス、カーメロ、ジェラミなどナチュラルポジションとは違う選手を起用してきた。ザック・ロウ曰くベイズリーこそがサンダーが探してきたオールラウンドなPFになりうる、と言っている。
サンダーはオフェンスで何でも起用にこなせるPFを探してきた。今それを手にしたかもしれない。
ザック・ロウ
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「感性がすばらしい」
ザック・ロウはシーズン中盤からベイズリーのことを高く評価していた。
ロウ曰く「スキルを教えることはできるが、感性を教えることはできない」とのこと。ベイズリーはまだまだ荒削りだけど本物になる素質はあるということ?
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あるオールスター選手との比較

上の画像はベイズリーとあるオールスター選手(ルーキー時代)のスタッツ比較。上の行がベイズリーで下の行は?
The Athleticの記事で言及されていておもしろかったので紹介。(この記事を書いたのはザック・ロウではなくサンダー番記者のエリック)

正解は
ドマンタス・サボニス
※もちろんスタッツが似ているからベイズリーがオールスターになる、ということではない。
ここまで数値が似ているのは偶然ではないはず。ベイズリーとルーキーサボニスがいかに似た役割をこなしていたか、ドノヴァンが二人に求めていたことは一緒だったのかもしれない。ストレッチ4として育てようとしたが、サボニスはよりインサイドでプレーさせてあげたほうが強みが活かせた。
環境を変えて一気に才能を開花させたサボニスのように、来シーズン役割が大きく変わるであろう(ガリナリがチームを去ればスタート起用が濃厚&監督が変われば求められることも変わる)ベイズリーも大きく成長するかもしれない。
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追記
ドノヴァンがサボニスの起用法について言及している記事が見つかったので追記(2020/9/20)

ドマスはセンターポジションで起用した方が活きるとずっと思っていた。
(中略)
彼がここにいたときはスティーブンもいた、ご存じの通りスティーブンは信じられないくらい力強い大きな選手だ。我々はドマスのプレーエリアやシュートレンジを広くしようと練習していた。だからドマスは(サンダーにいたとき)ペリメーターでプレーすることが多かった。
でも彼が本当に効率よくプレーできるのはセンターとしてプレーしているときだ、彼はインサイドで多彩なプレーができる。
ビリー・ドノヴァン
アダムスと同時起用するためにサボニスに外のプレーを教えていたというドノヴァン、開幕当初は上手くいっていたが慣れないポジションで疲れてしまったのか後半は苦しんでいた。
(開幕30試合は3P% .444だったが残りの51試合は3P% .218、プレーオフではローテーションから外れてしまったサボニス。)
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リンク
ベイズリーの師匠、性格などについて