ザック・ロウ「SGAは将来のオールスター」

分析系
Photo by Bryan Terry, The Oklahoman

ESPNの人気ライター、ザック・ロウがシェイ・ギルジャス・アレキザンダーを高評価。The Atheleticで紹介されていたシェイのスカウティングレポートも一部抜粋。

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「リズムが不規則すぎる」

Lowe: Ten NBA things I like and don't like, including Luka Doncic trickery
We spotlight two superb sophs, All-NBA lethargy and the Devin Booker experience.

一般的にバスケットボール選手は2つのスピードを使い分ける、速いスピードと遅いスピード(もしくはカイル・アンダーソンみたいに遅いスピードともっと遅いスピード)どちらかだ。

しかし、この選手は色んなスピードを使い分けることができる。しかも、長い手足を不規則なリズムで動かす。まるで体のパーツ1つ1つが違う速さで色んな方向に動いているかのように。

 ザック・ロウ

彼の2年目の成長はすばらしい、(中略)将来のオールスターのように思える。

 ザック・ロウ

ザック・ロウがべた褒めしていたムーブ、「ヘジテーションドリブルから左手一本でレイアップですよ奥さん(雑訳)

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「バンクショットアーティスト」

Lowe: Ten NBA things I like and don't like, including the Luka Doncic-Dwight Powell dance
This week the spotlight falls on the tricks of Ja Morant, OKC's sensational soph and two Mavs bigs earning a little respect.

シェイ・ギルジャス・アレキザンダーはひとつの動きでいくつも速さを変えることができる。彼を守るのは素手で魚をとるのと同じくらい難しい。

加えて彼は最高級のバンクショットアーティストだ、型破りなアングルからスムーズにうってくる。

 ザック・ロウ

ロウ曰く正面のバンクショットは奥行きの感覚をつかむのが難しくあまり使われていないがプレーの幅を広げるためには習得すべきと言っている。そして、すでにシェイはこれをマスターしているとも。

また記事(2020年1月17日時点)によるとシェイのバンクショットの本数はリーグ11位だそう。

ちなみにリーグ1位は

ラッセル・ウェストブルックで2位に倍以上の差を付けているそう。ロケッツ移籍後の公式初得点も華麗なバンク3Pシュートだった。

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スカウティングレポート

NBAのスカウト数人がシェイについて分析しているThe Athleticの記事を一部抜粋。

What NBA scouts and numbers say about the development of Shai Gilgeous-Alexander
There’s deception to Gilgeous-Alexander’s game, and the depth and breadth of it even surprises seasoned NBA scouts.

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強み

ピック&ロール

出典:https://theathletic.com/1790478/2020/05/04/what-nba-scouts-and-numbers-say-about-the-development-of-shai-gilgeous-alexander?source=user-shared-article

上の画像はシェイのピック&ロール(以下PNR)時のスタッツ、カッコ内はリーグランキング。

G試合数
POSSPNRを使った回数
PPPPNR1回あたりの得点
PTSPNRからとった合計得点
FG%PNR時の自身のシュート率
TOVFREQPNR時のターンオーバー率
SCOREFREQPNR時の得点率
※SCOREFREQはシェイのピック&ロールからの得点率なので味方のシュートが入ったときもカウントするということ?記事内では触れられていなかったので参考程度で。

1年目からピック&ロールで優秀な成績をおさめていたシェイ、2年目でさらに長所を伸ばす。特にすばらしいのがシュート率の高さとミスの少なさ

スカウト曰く、これはディフェンスをしっかり見てプレーを判断している結果とのこと。また今シーズン、クリス・ポールからピック&ロールの使い方を学び長所を伸ばした点にも言及していた。

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アイソレーション

出典:https://theathletic.com/1790478/2020/05/04/what-nba-scouts-and-numbers-say-about-the-development-of-shai-gilgeous-alexander?source=user-shared-article

上の画像はシェイのアイソレーション時のスタッツ、カッコ内はリーグランキング。

スカウトは1年目からアイソレーションの回数が増えたのにも関わらずミスが減っている点を高く評価していた。(ターンオーバー率が半分ほどになっている)

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弱み

3P

これはシェイのシュートが下手というわけではなく、打ちたがらないという意味で。

シェイのキャッチ&シュート3Pの成功率は4割を超えているのにも関わらず、打っている本数がすくない。記事によると、シェイのキャッチ&シュート3Pの本数は50本以上3Pを打っている303人の内222位だそう。

数字にも現れているけど、たしかに試合を見ていても「なんで打たないんだ」と感じることは何度かあった。スカウト曰く、「経験が必要」。

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ディフェンス

力が弱く押し負けることがあることとディフェンス時に集中力がなくなることがある点を指摘していた。

上記2つは改善可能な内容でディフェンスが悪いというわけではない。手足の長さを活かしたルーズボールやディフレクション数(相手のパスに触った回数)は優秀とのこと。

シェイはラスのような体の強いガードに苦戦しているイメージ。このオフで体が大きくなればオフェンスでもディフェンスでも次のレベルにいけるはず。

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総評

とても才能があり、PGとしてはすばらしいサイズがある。そして自分の強みやその使い方をわかっている賢い選手。

今年クリス・ポールからたくさんのことを学び、自分得意なプレーへの持っていき方やタイミングを身につけた。

シュートは悪くないが改善の余地がある。身体能力は“Good”だが“Great”ではない。ディフェンスも悪くなく3つのポジションを守ることができる。リバウンドは強い。

 イースタンカンファレンススカウト

この若者は落ち着いていて、自信を持ってプレーしている。手足が長く、バスケットボールIQも高い、(大学では)ディフェンダーとしても知られており、ロンドと比較されていた。

 ウェスタンカンファレンススカウト

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リンク

3年目にさらに進化したシェイについて

シェイに対するスター選手やチームメイトのコメント集

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