【記事訳】『ブランドン・イングラムのオフシーズン』

記事訳
Photo by Ty Nowell, Lakers.com

レイカーズ時代のブランドン・イングラムと師匠ブライアン・キーフのインタビュー。

キーフはオクラホマシティ・サンダーで球団創設時から2015年までケビン・デュラントの師匠役としてサンダーのACを務めており、その実績を買われレイカーズでブランドン・イングラムを指導していた。そして昨シーズン、サンダーに戻ってきた。

Brandon Ingram Attacks The Offseason | Los Angeles Lakers
Brandon Ingram Attacks The Offseason

※本記事添付画像は全て上記サイト内のもの

戻ってきたキーフの役割はダリアス・ベイズリーのお父ちゃん。

このインタビューはイングラムがルーキーシーズンを終えたオフのときのものだから丁度今のベイズリーと同じ時期。この後、イングラムがどうなったかを知っているサンダーファンはイングラムをベイズリーに置き換えて読むと妄想が止まらなくなるかも?

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イングラムの進化

イングラム:

シーズンが終わった後、自分が取り組まないといけないことに集中していた。自分ができたこと、そしてなぜそれが試合で通用したのかを知ることで楽にプレーできるようになったし、自信を持ってプレーできるようになってすべてが良くなった。

キーフ:

最も大事なことは彼が正しいメンタリティーで取り組んでいるということだ。彼は時間を惜しまないからいつかトップクラスの選手になるだろうね。我々もブランドンに自信を持っている、時間を惜しまず自分自身の成長のため指導内容に取り組んでいるからね。彼は試合のことを考えているし、いい選手になるために正しいことをしている。

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シューティング

イングラム:

大事なことはシュートのメカニズムだ。キーフと一緒に毎日練習場にきて取り組んでいる。まずはシュートフォーム固めから、頭の後ろからシュートしないようにね。正しくシュートを打てる楽なフォームを探した。まずそれが1つ目に取り組んだことで2つ目は体作りだ。もちろん、試合でつかう動きの繰り返し練習することも大事だけど、ウエイトルームで体作りすることもしないといけない。少しでも食事をヘルシーにして、少しでもたくさん食べようとしているよ。

キーフ:

ブランドンとのオフシーズンの目標の1つはシュート率をあげることだ。彼はシュートタッチは悪くないけど、それを継続できていないから、1つないし2つのことに集中できるようシュートに関する細かなテクニックを整理する。1つ目はフットワーク、よりよいバランスでシュートを打てるように確認していく。ブランドンも改善したいと認識しているけどね。我々はそれを指摘することはできるけど、選手はそれを納得しないといけない。ブランドンは改善したい、とこの夏たくさん取り組んだ。それを試合で発揮することができるだろうね。でもシュートを変えるというのは本当に大変なことだ、彼が本当にそうしたかったら我慢強くこの夏ずっとやり続けないといけない。

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リリースポイント

イングラム:

自分はシュートを頭の後ろから打っていた。長い腕を使ってパチンコみたいにね。カレッジからNBA入りしたとき体重が80kgしかなかったから、3Pを打つときはボールを押し出そうとしていた。今は3Pを楽に打てるくらい力がついたと思う。力がつけばつくほど、自然と打てるようになるはずだ。

キーフ:

ボールに置く手の位置に着目した。彼はとても腕が長いから、ちょっと窮屈になっていた。腕が長いほどミスが起こりやすい。具体的には左手はボールに触れないよう片手でシュート練習に取り組んだ。

キーフ(はっきり見えないけどおそらくキーフだと思う)とシューティングするベイズリー。キーフの指導のもとシーズン中に大きくシュート率を向上させた。

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ゲームスピード

イングラム:

実際、大きく成長したと思う。シュートを正しく、本当に楽に打てるようになったように感じるよ。自分たちはずっとずっとシュートを練習し続けて、今は対人もこなしている。実際の試合感覚で試しているところだ。はじめはいい感触だったけど、それほどシュートを決められなかった。でも続けていくにつれ、シュートが決まるよになってきた。どんどん楽に打てるようになっているし、自信もついてきた。3Pの感触もよくなってきた、特に今日はカイル・クズマが相手だったからね(笑)

キーフ:

今は成長段階だ。テクニックは無意識で使えるようにならないと試合で使えない。昔の癖が出てきちゃうからね、それが普通だ。彼は変えようとしているけど、それは時間がかかる。忍耐が必要なんだ。今は1on0ではなく、5on5に取り組んでいる。彼は正しい成長をたどっているよ。

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ケビン・デュラントとの比較

キーフ:

彼らは本当に似た体格をしている。二人ともNBA入りしたときはとても細かった。それだけでなく練習に取り組む姿勢が似ている、二人とも時間を惜しまない。ケビンはすばらしいプレイヤーだけど、(それに加えて)一生懸命練習をやり続けていた。彼の毎日毎日上達しようとする姿勢は他の選手は見習わないといけない。ブランドンはケビンと似た体格をしているから、ケビンを指導していた経験がいきているよ。習慣が一番大事なことだと思う。

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KDについて

キーフ:

ケビンはルーキーのとき3P成功率が29%だった、それほどシュートがうまかったわけではない。彼はたくさん点を取っていたけどFG成功率も40%前半だった。今や3Pを40%決められる、シュートがうまくなったからね。翌年一気に成長したんだ。ブランドンはシーズンが進むにつれてよくなっていった。オールスターブレイク後の成長っぷりを見ただろ。彼の努力の賜物だ。シュートを楽に自信を持って打てるようになれば彼は化けるよ。

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成長

イングラム:

昨シーズンは自分のやりやすいようなプレーや自分らしいプレーを毎試合続けられなかった。昨年の試合を見返して自分ができるようになったことを確認することで、自信はついた。サマーリーグではそれらが自然とできた。自分らしい、普段通りのバスケットボールができたと思う。コンディションもいいし、強くなった。本当にたくさんウエイトに取り組んだからね。オフェンス、ディフェンスのスキル練習も毎日した。コンディションがよくなったことで、ロンゾ・ボールがボールプッシュする自分たちがやりたい速い展開でプレーできた。

キーフ:

我々は彼の全てをのばしたい。アグレッシブな気持ち、自分の得意な場所でシュートを打つタイミング、攻めるタイミング、試合の読み。彼はそうしたことをだんだん自然とできるようになった。ゴール下を決めきる能力、力強いプレーもね、たくさんウエイトに取り組んできたから。サマーリーグから1歩も2歩も成長している、それを試合でも発揮するチャンスだ。

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ロンゾ・ボールとのプレー

イングラム:

パスの仕方、立ち振る舞い、練習に取り組む姿勢、みんなコートでの彼が大好きだ。でも一番いいところは態度と性格だと思う。彼は誰も出せないようなパスが出せるけど、それだけじゃなくていつもジョークを言っているんだ。一緒にプレーしたいと思える、本当にいいやつだ。彼みたいなプレーができたら自惚れたっておかしくないけど、そんなやつじゃないよ。彼は謙虚だからね。練習場にいつも早く来て毎日練習している。あいつはあいつで他の誰かになろうだなんて考えていないんだ。

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フィジカル

イングラム:

ガンナー・ピーターソン(レイカーズのフィジカルコーチ)がいないときもいつもトレーニングしてる。狙った場所の筋肉をつけようとしているんだ。ここ(練習場)ではより試合に近いフィジカルトレーニングをする。一歩目を大きく速く出す練習だったりね。だんだん染み付いてきているね。

キーフ:

サマーリーグでは彼のジャブステップは力強く見えたね。ドリブルからの攻めもレギュラーシーズンのときより爆発的だった。だからクリッパーズが何回も彼にファールしていた。

イングラム:

一歩目が大きく速くなったと思う。意識していることは姿勢を低くすることだ。低くすることでガードやフォワード相手に抜けるようになるんだ。ディフェンスの選手よりも自分の方が長いことは分かってるからね。もっと強くなれば、もっと抜けるようになるとだろうね。

キーフと一歩目のドリルをするイングラム。ベイズリーも一歩目の練習をキーフとたくさんしたと言っていた。

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