サマリー
試合結果
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パワーランキング
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主要スタッツ
※円グラフはリーグ内順位に基づく
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TOW
※Topics of the week
ダグノートHC「だからこそ楽しみだ」
シェイは西アウェイ連戦を3連続35得点オーバーでスタート。
接戦だったウォーリアーズ戦、レイカーズ戦では4Qだけでそれぞれ12得点&15得点を奪う活躍。ただ本人はまだまだ満足していない。
(シェイは)まだまだ成長段階だ、まだ完全体ではない。シェイの素質で最もすごいと思うのは自分自身でそれを認識しているところだ、だからこそ着実に成長している。
信じられないくらい謙虚で自分自身をしっかり見つめて反省して成長していく。まだまだ成長できる分野が残っている、まだ発展途上中でシェイ自身もそう思っているはずだ。だからこそ楽しみだね。
マーク・ダグノートHC
Post Game at Los Angeles Lakers | November 29, 2024
Q.完璧な選手にあるには何が足りませんか?
ディシジョンメイキング、ディフェンスのフィジカル、オフボールディフェンスのときの集中力、ショットメイキング、制限エリア内でのディシジョンメイキング、キャッチからのプレーいわゆるオフボールオフェンス、他にもまだあると思う。オレは自分自身に満足することはない、コーチが言う通りまだまだ成長の余地はあるし自分が思い描く姿には近づいてない。でもそこに近づくのが楽しみだから一生懸命練習できるんだ。
Q.何がそれだけのモチベーションになっていますか?
妻、子ども、家族。みんなオレのためにたくさん尽くしてくれている、もしオレが最大限の努力をしなかったら不義理になるだろうね。あとは自分自身の好奇心だ、「オレはどれだけの選手になれるんだ」ってね。
シェイ・ギルジャス・アレキザンダー
Post Game at Los Angeles Lakers | November 29, 2024
シェイのプレーにもいつも驚かされるけど、インタビューの受け答えでも感心させられることが多々ある。この選手を応援できるサンダーファンは幸せだと思う、自分もシェイ完全体を見たいしその過程を楽しみたい。
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「アイゼイア・ハーテンシュタインだ」
ハーテンシュタインはサンダーデビューから4試合連続ダブルダブルの大活躍。
数字もさることながら、スクリーンやディフェンスのポジショニング等数字には残らない細かいプレーも一つ一つが高レベルですばらしい。
Q.ハーテンシュタインは今まで一緒にプレーした中で一番のスクリナーですか?
(少し迷った後に)多分そうかな。
角度もタイミングも理解してる、オープンになったオレを守るためにディフェンスが寄るはずだから今度はアイゼイアが空くようになるね。あのデカい体もあるし。あのスクリーンのおかげで他のみんなが楽にプレーできる。
Q.夏にチームがアイゼイアを狙っていることを知ってどう思ったか?
正直に言うと昨季プレーオフ(のハーテンシュタインの活躍)を見ていたし、各チームの契約状況は理解していた中でニックスの(ハーテンシュタイン再契約を優先しないような)動きを見て「umm」(=「なるほど、興味深い」的なリアクション)と思ってた。
シーズン終盤からプレーオフで自身の実力を示していたし、ニックス躍進の大役を担っていたよね。オレたちの成功に向けても大きなピースになってくれるはずだ。
Q.フロントに獲得を進言しましたか?
いや。オレはフロントのことはサムに任せてる、めちゃくちゃ信頼しているよ。それにサムはオレたちが考えてること思ってることを見通せるしね、何も言う必要はないよ。(笑顔で)
シェイ・ギルジャス・アレキザンダー
Post Game at Sacramento Kings | November 25, 2024
(ハーテンシュタインの)賢さとスクリーン、フィジカルがあれば他の選手は自由に動ける。ガードはドライブに行けるから、ディフェンスは対応しないといけなくなる。
そうなるとガードを止めるために相手のビッグは高い位置からディフェンスを仕掛けてくる、そうなるとショートロールからポケットパスが通るようになる。
そこから(ハーテンシュタインは)フローターも打てるし、パスもさばける。NBAでもダイナミックなセンターだ。
マーク・ダグノートHC
Post Game at Sacramento Kings | November 25, 2024
レイカーズ戦では昨季サンダー相手に4試合平均27得点を記録していたアンソニー・デイビスを15得点に抑える活躍、一人でADを守れるビッグマンがリーグに何人いるのか。
Q.昨季はレイカーズのフィジカルに苦しんでいたように見えました?今日はそうは見えませんでした、何が変わりましたか?
アイゼイア・ハーテンシュタインだ、今日はオレがジャンプボールしなくてよかったしね。ビッグが戻ってきてくれたのと、経験を通じてオレたちが成長したというのもあるね。
ジェイレン・ウィリアムス(J-Dub)
Post Game at Los Angeles Lakers | November 29, 2024
Q.昨季はレイカーズのフィジカルに苦しんでいたように見えました?今日はそうは見えませんでした、ハーテンシュタイン以外の要因がありますか?
ある、クローズアウトのときのペリメーターディフェンスのフィジカルプレッシャーがまずそうだ、知っての通り相手はシュートを決めることができる選手たちだ。リーブス、コネクト、レブロン・ジェームスのシュートはクレイジーだ。タイトに体を当てて次のプレーを強いるのはペリメーターでのフィジカルに他ならない。シーズンを通じてそれはよくできている。
もちろんアイゼイア・ハーテンシュタインに触れずにはいられないね。デイビス相手に対抗できる、以前はもう少しヘルプディフェンスが必要だった。あそこのマッチアップは状況を見ながら複数人がヘルプの準備をしてローテションをしないといけなかった、そうなるとリバウンドの枚数が足りなくなる。ハーテンシュタインは間違いなく大きかったね、攻守ですばらしい活躍だった。
マーク・ダグノートHC
Post Game at Los Angeles Lakers | November 29, 2024
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作戦:プランB
サンダー戦前の直近5試合で平均39得点を記録していたデアーロン・フォックスをわずか14得点に封じ込めたサンダー。
先週の記事(↓記事下にリンク有り)でサンダーのディフェンススキームについて触れたけど、どうやらサンダー内にはそのディフェンスに名前がついているそう。
Q.チームディフェンスについて
相手のメインオプションを潰して相手にセカンドもしくはサードオプションでプレーをさせて、相手に打ちたいシュートを気持ちよく打たせない。オレたちはそのディフェンスを“Plan B”と呼んでる。
今日は後半それがよくできた。
シェイ・ギルジャス・アレキザンダー
Post Game at Sacramento Kings | November 25, 2024
そして、その“プランB”の中心を担うのはもちろんルー・ドート。
Q.どうやってフォックスみたいな選手を止めているのか?
まずはルー・ドートに感謝しないとね。
世界中がここ数週間のフォックスの活躍ぶりを見てたと思う、ものすごい選手だ。でもオレたちにはルー・ドートがいる、ベストペリメーターディフェンダーだ。ずっと見てきたけど、ルーは最高レベルのディフェンスをする。
もちろん一人で止められるわけではないから複数人で守らないといけないし、チームでルール通りのディフェンスをしてヘルプをしないといけない。でも正直に言うと、ルーが任された仕事をしっかりやってくれた。
Q.ドートはシュートもほとんど打たずディフェンスに集中していました
その通りだね、勝つために何でもやってくれる。15本打つときもあれば今日みたいに2本しか打たないときもあるけど、どんなときでも自分の任された役割を遂行して相手のベストプレイヤーを守ってくれるんだ。
今日ルーが出てる時間帯は+20とかだったと思うけど、偶然じゃないよ。高いレベルで試合の流れを変えて、試合にインパクトを残してくれる。
シェイ・ギルジャス・アレキザンダー
Post Game at Sacramento Kings | November 25, 2024
ルーがフォックス相手にものすごいディフェンスをしてくれた、ここ最近のフォックスは絶好調だったからね。チームとしていいディフェンスができたけど、ルー個人のディフェンスはすごかった。
今日ルーは何本シュートを打った?2本でしょ、でも試合の流れを作ったのはルーだ。
マーク・ダグノートHC
Post Game at Sacramento Kings | November 25, 2024
そのドートはウォーリアーズ戦では最後に値千金のブロック(触っているように見えないけどスタッツ上はブロック)を炸裂。
ドートはまたすばらしい活躍をしてくれた、出だしでウィギンスにやられたけど終わってみれば16本のシュートで17得点だ。その大半はルーのおかげだ、すばらしいディフェンスをしてくれた。
マーク・ダグノートHC
Post Game at Golden State Warriors | November 27, 2024
オフェンスでは役割の減少でアジャストに苦しんでいるところはあるかもしれないけど、ディフェンス面では相変わらずサンダーのエースとしてチームを引っ張ってくれている。
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SOW
※Stats of the week
13.0%
※昨季ロールマンとしてプレーしたときのアイゼイア・ハーテンシュタインのターンオーバー率、100ポゼッション以上の選手中で最下位
この夏、サンダーがハーテンシュタインを獲得した際にいろいろスタッツを調べていて一つ気になった数値がロールマンとしてのターンオーバー率、記載の通りハーテンシュタインは昨季リーグで一番ターンオーバー率が高い選手だった。
というのを見て若干不安を感じていたけど、サンダーデビュー4戦を見て「賢すぎる&アンセルフィッシュすぎる(&野心的?すぎる)から」というのが分かったので個人的には安心した。
Q.ハーテンシュタインとの連携ついて
ミスもあったけど、よりパスを回そうとして起きたアンセルフィッシュなターンオーバーだった。
オレたちのシステムにぴったりハマるし、試合に出ていないときでも色んな連携プレーの確認はしてたしね。
あれだけ賢い選手ならオレたちがやろうとしていることに合わせるのも簡単だと思う。
ジェイレン・ウィリアムス(J-Dub)
Post Game vs Portland Trail Blazers | November 20, 2024
Q.チームへのフィットについて
みんな正しいプレーをする、スターが正しいプレーをしているように感じる。みんながアンセルフィッシュだから、プレーを合わせるのは簡単だ。オレ自身もアンセルフィッシュだしね。
Q.正しいプレーをしない選手もいましたか?
正直に言うと、リーグにはセルフィッシュな選手も何人かはいる。自分のためにプレーしている選手がね。でもシェイとダブはそうじゃない、チームのためにプレーしている。NBAのスターにはディフェンスで手を抜く選手もたくさんいるけど、2人はそうじゃない。
アイゼイア・ハーテンシュタイン
Post Game at Los Angeles Lakers | November 29, 2024
極めつけはキングス戦のバックビハインドパス。
Q.倒れながらのダブへのビハインドパスについて
ダブが後ろにいるって分かってた、だから「思った場所に動いてくれよ」って祈りながらパスをした。ダブは裏切らない男だからね。
アイゼイア・ハーテンシュタイン
Post Game at Sacramento Kings | November 25, 2024
ハーテンシュタインのパスにチームが合わせられるようになったらサンダーの潜在能力がもっと引き出されるのかもしれない。
元サンダー番記者かつ昨季ニックスの番記者だったフレッド・カッツがハーテンシュタインについて語っているPodcast。ハーテンシュタインがナゲッツ時代にヨキッチの影響を受けた話は興味深かった、あのクリエイティブなパスがヨキッチの影響も受けているとしたら納得できる。
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その他
コメント集
Q.デローザン対策は?
正直別に特別なことはない。相手は速く動き回りながら色んなアクションを使ってくるけど、(デローザンは)そこにうまく馴染んでいる。
もちろんたくさん決められたけど、システムの中でのことでオレたちが(キングス対策以外の)何か特殊なディフェンスをしないといけないようには感じなかった。
シェイ・ギルジャス・アレキザンダー
Post Game at Sacramento Kings | November 25, 2024
Q.カナダ代表でチームメイトだったトレイ・ライルズについて
代表で一緒になる前はトレイのことは知らなかったけど、今は仲良しだ。めちゃくちゃいい人だし、才能ある選手だ。またこうやって会えて嬉しいね。
シェイ・ギルジャス・アレキザンダー
Post Game at Sacramento Kings | November 25, 2024
Q.スクリーンをどう身に付けましたか?
ジェームス・ハーデン、ジェイレン・ブランソン、今はダブにシェイといった色んなハンドラーと一緒にプレーしてきた中でどう適応するかを考えてきた。
毎回全ての状況が違うけど、ハンドラーを楽にプレーさせるという自分がやるべきことは変わらない。ディフェンスと読み合いをするだけだ、その中で身に付けたと言えるかな。
アイゼイア・ハーテンシュタイン
Post Game at Sacramento Kings | November 25, 2024
Q.J-Dubについて
まだまだ限界が見えないよね。色んなチームで色んなスーパースターとプレーしてきたけど、ダブはアンセルフィッシュで正しいプレーをする、ディフェンスも一流だ。
まだまだこれからの選手だけど、すでにリーグトップレベルの選手だから見ていて楽しいよ。
(「サンキュー」と言ってハイタッチをするダブ)
アイゼイア・ハーテンシュタイン
Post Game at Sacramento Kings | November 25, 2024
Q.J-Dubの3Pアテンプト数増加について
開幕に向けて全員がしっかり準備をしてきてくれた。ニューオリンズとダラスのシリーズの反省を活かして何が足りないかを明確にして、その改善を原動力にみんなが夏の練習に取り組んだ。
とくにダブは一生懸命にプレーの幅を広げてくれたね、今は自信を持ってシュートを打つしそれがダブのポテンシャルを引き出すことになる。ドライブ能力がより活かせる、相手は3Pかドライブどちらかを選ばないといけないからね。今日はまさにそれが発揮されていたと思う。
マーク・ダグノートHC
Post Game at Sacramento Kings | November 25, 2024
Q.タフショットについて?
NBAは世界最高峰のアスリートが集まって世界最高峰の戦術を構築してくる、だから毎回クリーンショットが打てるわけじゃない。オレはチームのためにタフショットを打って決める選手になりたいし、なれるように練習してきた。もちろん決まるときもあれば、外れるときもある。ただ自分がやってきたことを信じるだけだ。
シェイ・ギルジャス・アレキザンダー
Post Game at Los Angeles Lakers | November 29, 2024
Q.そのプレーはどこから?誰を参考にしましたか?
自分のプレーは小さい頃フィーリングでプレーしていたときに培ったのが大半かな。うまくはなかったけど常にボールハンドラーとしてプレーしていたし、しっかりとしたコーチに教えてもらってきた。その基礎に加えて、子どもときは背が低かったからどうスコアするのか考えないといけなかった、バックボードをうまく使ったりしてね。
自分が打てるシュートを理解して、そこから決められるように練習してきた。それが自信に変わっていった、だから誰を参考にしたかというのに答えるのは難しいね。一番見ていたのは誰か?と言われたらコービーとAI(アイバーソン)だと思う。
シェイ・ギルジャス・アレキザンダー
Post Game at Los Angeles Lakers | November 29, 2024
Q.シェイのリーダーシップについて?
いつでもチームの見本になってくれている、ここに来てからずっと一緒に練習してきたおかげで自分は選手として早く成長できた。どんどん声を出すようになってきている、長くいてどう振舞うか何が必要かが分かってきたんだと思う。
ジェイレン・ウィリアムス(J-Dub)
Post Game at Los Angeles Lakers | November 29, 2024
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小ネタ集
Q.サボニスに勝ったジャンプボールについて
(「あれ完璧だったな」と隣のダブの肩を揉むハーテンシュタイン)
オレにジャンプボールのアドバイスをくれたセンターたちに感謝だ。
ジェイレン・ウィリアムス(J-Dub)
Post Game at Sacramento Kings | November 25, 2024
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昨季PodcastでダグノートHCをべた褒めしていたJJ・レディックの「(ダグノートに)ビール奢ってもらわないと」を快諾するコーチマーク。
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サクラメントにスパーズユニフォームを着てくるおそらく熱狂的なハリソン・バーンズファンの男の子と
アップで見ると大殿筋(おケツ)がデカすぎるディロン・ジョーンズ。
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ケンリッチ・ウィリアムスの活躍に「おじさんオンファイヤー」とポストするチェット。
ケンリッチは今季ここまでフリースローを6本中6本の100%成功中、MIP??
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