2024-25 週刊サンダー #week04

サマリー

試合結果

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パワーランキング

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主要スタッツ

※円グラフはリーグ内順位に基づく

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TOW

※Topics of the week

復活、ハーテンシュタイン

アイゼイア・ハーテンシュタインが待望の復帰。

デビュー戦から13得点-14リバウンド-4ブロックと強烈なインパクトを残した。

Q.ファンからのスタンディングオベーションについて

アメージングだったね、ものすごい歓声だった。より毎試合全力でプレーしようって思えるよね

 アイゼイア・ハーテンシュタイン

Post Game vs Portland Trail Blazers | November 20, 2024

Q.ハーテンシュタインの復帰について

アメージングだ、試合の流れを変えてくれた。見ての通りのリバウンドとリムプロテクトにあのIQだ。まだ本調子ではないけど、間違いなく試合を変えてくれた。

Q.ストレッチ5ではない選手との連携について

正直めちゃくちゃ簡単だ、(ハーテンシュタインがいたら)他の選手は簡単なプレーができる。それがスペシャルなところだと思う。

リーグのどのチームにもフィットする、あのスクリーンとロールにあの判断力とスキルだ。どのシチュエーションに対しても答えを導き出せるから一緒にプレーするのは簡単だし無理に合わせようともしてない。

 シェイ・ギルジャス・アレキザンダー

Post Game vs Portland Trail Blazers | November 20, 2024

Q.ハーテンシュタインとの連携ついて

ミスもあったけど、よりパスを回そうとして起きたアンセルフィッシュなターンオーバーだった。

オレたちのシステムにぴったりハマるし、試合に出ていないときでも色んな連携プレーの確認はしてたしね。

あれだけ賢い選手ならオレたちがやろうとしていることに合わせるのも簡単だと思う。

Q.ハーテンシュタインがいたらチェットがいたときと同じようにディフェンスができるか

Yes & No かな、2人は違う選手だから。でもビッグとしてリムプロテクトに関してはものすごいプレーだった。

 ジェイレン・ウィリアムス(J-Dub)

Post Game vs Portland Trail Blazers | November 20, 2024

いきなりの活躍にはどうやら"4マイル"と呼ばれる男の貢献があったとのこと。

(復帰について)バスケットの面ではコナー(・ジョンソンAC)とダニエル(・ディクソンAC)に感謝だ、おかげで体型を維持したまま復帰を迎えられた。

今ダニエルのことを"4マイル"って呼んでるよ、あの人にはいつも35分間で4マイルを走らされたからね。

 アイゼイア・ハーテンシュタイン

Post Game vs Portland Trail Blazers | November 20, 2024

Q.ハーテンシュタインの起用・時間制限について

復帰するまで状態を維持するために一生懸命やっていたし、とくに時間制限は設けていなかった。(ハーテンシュタインが)息切れしていたのを見てベンチに下げていたけど、下げたときは毎回「コーチ、まだいけます」みたいな顔で見てきてたね。

どの時間帯でもとても力強いプレーをしていたのを見てクロージングも任せた。

マーク・ダグノートHC

Post Game vs Portland Trail Blazers | November 20, 2024

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「ディロンが出ると●●が上がる」

ディロン・ジョーンズはマブス戦でキャリアハイ12得点を記録。

試合出たらエネルギッシュにプレーしてボールをしっかり回してくれる、全てを任されていた大学時代からの役割変化に苦戦している印象だが慣れていけば更に活躍できるはず。

Q.ディロン・ジョーンズについて

試合にエナジーをもたらしてくれた、2Qまで出番はなかったけどフィジカルにチームを勢いづけてくれた。

オフェンスではボールを動かし続けてくれたしね、今までで一番の活躍だったと思う。とてもいいプレーをしていた。

 マーク・ダグノートHC

Post Game vs Dallas Mavericks | November 17, 2024

Q.ディロン・ジョーンズについて

ディロンが出たら試合の強度が上がる。まだキャリアは始まったばかりで戦術的な面はまだまだ学ばないといけないことはあるけど、試合に出たらしっかりやりあってくれる。2試合連続でいいプレーをしてくれた。

 マーク・ダグノートHC

Post Game at San Antonio Spurs | November 19, 2024

Q.ディロン・ジョーンズについて

だんだん慣れてきている。今までで一番のプレーをしていた、ルーキーにとっては大きいね。NBAの試合スピードは速くて色んなことが一瞬で処理しないといけない、勝っているチームにいたらなおさらだ。

今日はいいプレーをしていたし、これからもよくなっていくだろうね。

 シェイ・ギルジャス・アレキザンダー

Post Game vs Dallas Mavericks | November 17, 2024

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過密日程とフラグラー

サンダーは開幕から28日間16試合の過密日程終了(インシーズントーナメントもといNBAカップの影響で前半過密になりがち)、内13試合はウエスト相手と強さ的にもキツめだったが12勝4敗の好スタートで乗り切った。

ただチェットはじめ、カルーソ、アイゼイア・ジョーとケガ人が増えてきている点は気になるところ。

そんな中で現地記者・ファンの一部で物議を醸したのは2way契約 アダム・フラグラーの起用。

コーチマークはアイゼイア・ジョーの代役としてスパーズ戦でフラグラーを起用、ガーベッジタイムや消化試合以外で出場するのは初めてだった。

Q.アダム・フラグラーの起用について

アイゼイア・ジョーが欠場だからアダムがあの役割を幾分か補えると思った、長い期間安定した活躍をしてくれていたしミスが少ない選手だ。

もちろん今日はシュートを決められていなかったけど、求めていたことはやってくれていた。ディフェンスで穴になっていなかったし、打って欲しいシュートを打ってくれた。

ガーベッジタイム以外でレギュラーシーズンに出場するのは初めてで、この試合だけでアダムのシューティングを評価するのはアンフェアだ。何本か入っていたら周りの評価は全く逆だったと思う、起用に値する選手だし我々もチャンスをあげたい。

 マーク・ダグノートHC

Post Game at San Antonio Spurs | November 19, 2024

個人的にはフラグラーのように普段ローテ外の選手をリアルミニッツで試すのは大賛成、とくに今回のようにケガ人が出ているときにGリーグで結果を残している選手に機会を与えるのは。

うまくいってもいかなくても本人のモチベーションUPに繋がるし、他のベンチメンバーにも「準備しておけよ」というメッセージになるし、何か新しい発見があるかもしれない(その最たる例がアイゼイア・ジョー)し、来年クーパー・フラッグとの Flag Brothers が結成されるかもしれないし。長い目で見たときのプラスは大きいと思う。

とにかくシーズンはまだ70試合ほどあるので、チーム全員で成長しながら積み重ねていってほしい。

ダグノートHCが「ミスが少ない選手」と評したフラグラーだったが試合ではショーツを前後逆に履く痛恨のミスを犯してしまった

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SOW

※Stats of the week

7→8→0→27→4

※2024年11月 PJ・ワシントンの得点数/試合 推移

(サンダー以外の試合をほとんど見ない身からすると)なぜNBA75周年チームから漏れたのか分からないでおなじみのPJ・ワシントン、無事今季もサンダーを蹂躙。

サンダーディフェンスのスキームは簡単に書くと以下。

  1. メインハンドラーを潰す
  2. ビッグを囲む
  3. 外にパスを出させる
  4. シューターをチェックする or ノンシューターを無視する
  5. ドライブさせる

5でターンオーバーを誘発させるとサンダーらしいディフェンスができるけど、4で思いっきり打たれて決められ続けたらなす術なし。PJ・ワシントンはまさに4でシュートを決め続けてサンダーを●し続けている。

前半はクローズアウトが遅くて抜かれすぎていた。(そのコントロールできた部分を)コントロールしていたら、後半決められたビッグショットもそこまで痛くなかった。

 ジェイレン・ウィリアムス(J-Dub)

Post Game vs Dallas Mavericks | November 17, 2024

(サイズが原因で)負けたとは思わない。対戦相手にはどのチームにも強みがある、自分たちの強みが相手の強みを上回っていたい。我々は自分たちにないものを追い求めたりはしない、自分たちにあるものに集中したい。

相手がいいプレーをしていたのは確かだが、我々はもっと強みを活かせたはずだった。

 マーク・ダグノートHC

Post Game vs Dallas Mavericks | November 17, 2024

昨プレーオフでダグノートHCは「ルカ、カイリーにやられるよりは(PJ・ワシントン&デリック・ジョーンズJr.にやられた方が)いいと判断した」と明言していた。

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次の試合ではケルドン・ジョンソンに3P6本被弾したサンダー。

スモールボールだとよりインサイドを固める必要があるため、外のシュートチェックが遅れる印象。スパーズ戦では打たれた3Pの46本中39本がオープンorワイドオープンだった。

(ケルドン・ジョンソンを)前半で乗せてしまった。二桁リードしたところから、相手が自信を持ってリズムよく攻めてきたけど(ケルドンが)その中心にいた。

早い時間帯からクリーンショットを打たれて、前半はそのまま自信を持ってプレーされてしまった。

 マーク・ダグノートHC

Post Game at San Antonio Spurs | November 19, 2024

この部分はハーテンシュタインの復帰でどう改善できるか楽しみにしたい。

スモールでプレーしているときも我々のゴール下のディフェンスはよかった、リムを固めるしヘルプの寄りも早いし選手たちが体をしっかり当ててくれる。

もちろんサイズがある選手が加われば助けになるが、同じこと(=早いヘルプ&体をしっかり当てること)ができるのが大前提だ。ハーテンシュタインはそれができる。

 マーク・ダグノートHC

Post Game vs Portland Trail Blazers | November 20, 2024

オフェンスで問題があるときはディフェンスがアグレッシブにできていない。激しいディフェンスをして相手を止めたら、トランジションに持ち込める。トランジションに持ち込めば自然と相手のディフェンスが崩れてランニングプレーなり自分たちがやりたいことができる。

オフェンスはシーズンを通して自分たちでコントロールするのは難しいけど、毎試合のように激しくディフェンスすることはできる。そうすればシュートが入る入らないに関わらずいいオフェンスができると思う。

 ジェイレン・ウィリアムス(J-Dub)

Post Game at San Antonio Spurs | November 19, 2024

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その他

コメント集

(マブスに)GAME6で負けたことは忘れないだろうし、忘れたくもない。相手が勝って然るべきだった。その悔しさを自分自身とチーム全体が成長するために活かさないといけない。

ダラス相手に限ったことではなく、どのチーム相手でも一緒だ。自分たちが成長するためには負けたことを忘れちゃいけない。

 シェイ・ギルジャス・アレキザンダー

Post Game vs Dallas Mavericks | November 17, 2024

Q.ビッグの復帰時期をターゲットに何とか耐えようとしているのか?

あなたの意見を批判するつもりはないけど、それは敗者のメンタリティーだ。(ビッグが帰ってくるまで)生き延びようとしているわけではない、毎試合勝ちに行こうとしてる。

もちろんビッグには帰ってきてほしいけど、別にオレたちは犠牲者でも何でもない。

 ジェイレン・ウィリアムス(J-Dub)

Post Game vs Dallas Mavericks | November 17, 2024

Q.ゾーンディフェンスについて

スモールだからガンガン色んなことを仕掛けていかないといけない。まだシーズン序盤のケガ人がいる中で自分たちができることできないことを見極めたり、ラインナップごとの強みを見出したりしているところだ。

 ジェイレン・ウィリアムス(J-Dub)

Post Game vs Dallas Mavericks | November 17, 2024

Q.ブランソンとシェイへのスクリーンについて

2人は全く別の選手で傾向も違う。ジェイレン(・ブランソン)はどちらかと言うとゆっくり攻めるからスクリーンをどうかけるか考える時間があるけど、シェイはスクリーンすらいらないときがあるよね。どうスクリーンをかけるべきかはまだこれから考えないといけない。

 アイゼイア・ハーテンシュタイン

Post Game vs Portland Trail Blazers | November 20, 2024

Q.センターJ-Dubについて

すごいプレーをしていた、プレーぶりや戦いぶりは褒めるしかないよ。(過去に)よくない態度や意識でプレーする選手を見てきたけど、ダブは一生懸命にセンターとしてプレーしていた。

あのアプローチだけで賞賛に値するよ、あれだけの選手なら「オレはセンターなんてやらねえ」って言ってもおかしくない。あのメンタリティーもダブがスペシャルな理由だ。

 アイゼイア・ハーテンシュタイン

Post Game vs Portland Trail Blazers | November 20, 2024

Q.何でもできますが、習得するのに一番時間がかかった分野は?

たぶんスコアリングだ、子どものときは単なるスポットアップシューターだったからね。パスファーストのポイントガードも経験したし、ディフェンスはどちらかというとメンタル的な部分が大きい。効率的なスコアラーになるのは時間がかかった。

 ジェイレン・ウィリアムス(J-Dub)

Post Game vs Portland Trail Blazers | November 20, 2024

Q.カルーソのスコアリングについて

間違いなくここまでのプレーぶりにアレックス自身が納得いってない、でも負けん気が強い選手で他のプレーでチームの助けになれる選手だ。

シュートが入ろうが外れようがオレたちにとっては大きい存在で、いいスタートが切れたのもアレックスのおかげだ。ビッグ不足で色んなポジションを任されていたのも(シューティングスランプに)関係しているかもしれない、でもアレックスなら糸口を見つけると思う。今日の活躍に驚きはないよ。

 シェイ・ギルジャス・アレキザンダー

Post Game vs Portland Trail Blazers | November 20, 2024

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小ネタ集

ハーテンシュタインのブロック→アリウープ&さりげなく左手一本ですごいロブパスを投げるドート、そんなことできたんかい2024

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Q.ディロンへのビハインドバックパスについて

I love Dillon、あいつはいい奴なんだ。(めっちゃ笑いながら)

 アイゼイア・ハーテンシュタイン

Post Game vs Portland Trail Blazers | November 20, 2024

ハーテンシュタインのInstagram投稿に謝罪コメントをするディロン。

「私があなたに今までしてしまった全てのことに謝罪します」

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スティーブン・アダムス以来待望のスクリーンでひと笑い起こせる選手。

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ダグノート「ダンカースポットにガードを配置してる俺って異端?」

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