サマリー
試合結果
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パワーランキング
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主要スタッツ
※円グラフはリーグ内順位に基づく
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TOW
※Topics of the week
「オレはバスケットがうまい」
サンダーは昨季王者のセルティックス相手に二桁点差を逆転して勝利。
前試合後のインタビューで食い気味に「セルティックスとの対戦が楽しみ」と言っていたシェイは33得点-11リバウンド-6アシスト-3スティール-2ブロックの大活躍。
4Qにテイタムのレイアップをブロックした後、ハーテンシュタインにロブパスを投げるMVPモーメントも炸裂させた。
Q.テイタムをブロックしたプレーについて
その前にターンオーバーを連発していて自分自身に納得いってなかった、(ミスをしていなければもっと早く)勝負を決めに行けていたと思う。とにかく気合いを入れてプレーしようとしていた。
オフェンスをどう終わったか覚えていないけど、テイタムが早くスタートを切っているのが見えて自分がトップにいたから止めるためにファウル覚悟でブロックに行ったのがうまくいった。あとは5on4の状況だったから、プレーメイクしただけだ。
シェイ・ギルジャス・アレキザンダー
Post Game vs Boston Celtics | January 5, 2025
Q.オフェンスで役割の多いシェイがテイタムをブロックしたプレーについて
シェイは勝ちたい、勝ちたかったら目に見えないこともやらないといけない。
ここ最近のシェイがいかにチームメイトを信頼しているか、ものすごいことだ。確かクリッパーズ戦だったと思うけど、3Pを全部外しているJ-Willにパスを出し続けていた。J-Willはその後のニックス戦で何本か3Pを決めていたし、今日も3Qにビッグショットを決めてくれた。
それがオフェンス面での目に見えないプレーで、ディフェンス面でも勝ちたかったらやらないといけないプレーがあってシェイは勝ちたいからそれをやる。
マーク・ダグノートHC
Post Game vs Boston Celtics | January 5, 2025
極めつけはこのコメント。
Q.強豪チームとの試合について
オレはやり合うのが好きだ、それに尽きる。最高峰との戦いで自分自身の立ち位置を測ることができる、自分はどれだけやれるんだってね。相手はオレたちが夢見ていることを成したチームだ、そこに到達するにはああいうチームと戦う他に道はない。
Q.試合をして自分自身の立ち位置はどうでしたか?
オレはバスケットボールがめちゃくちゃうまい。
(隣にいたJ-Dubのリアクション → 🤷♂️)
シェイ・ギルジャス・アレキザンダー
Post Game vs Boston Celtics | January 5, 2025
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勝負師・魂
セルティックス戦で勝負を決めたのはルー・ドート。
試合開始から3Q途中までFG8本連続ミスだったのが、4Qだけで11得点(FG 4-4)をあげる勝負強さを発揮。
Q.FG 0-8 スタートから4Qの爆発について
色んな経験をしてきて試合に勝つために何が必要かを分かり始めてきた。
試合の出だしでシュートが入らなくてもプレーを続けないといけないし、プレーを続けてたら(シュートが入ってなくても)ボールが回ってくる。自信を持ってプレーを続けるだけだ、相手の守り方を見てボールが回ってくることは分かっていたしね。
ルー・ドート
Post Game vs Boston Celtics | January 5, 2025
Q.ルー・ドートの勝負強さについて
ピックアップゲームでルーのことを初めて見たときからそうだった。揺るぎない自信を持っている、今日がまさにそうだったね。ディフェンスを見ながら思い切ったアグレッシブなプレーができる、リビルドしているときからずっとその様を見てきた。
だからこそビッグゲームで力を発揮できるんだ。チーム内ではオフェンスの役割をある種制限されているけど、その中でもプレーできるしあれだけの自信を持っているから勝負どころで爆発できる。
シェイ・ギルジャス・アレキザンダー
Post Game vs Boston Celtics | January 5, 2025
さらに驚異的だったのが前半だけで21得点をあげていたジェイレン・ブラウンを後半からマークして0得点に抑えたこと。
ダグノートHCの「ドートが相手に対応するのではなく、相手がドートに対応しないといけなくなる」というコメントからもいかにドートがスペシャルな選手なのかが分かる。
Q.4Qのルー・ドートについて
いつでも攻守両面でガッツのある選手でエリートな勝負師だ。
Q.前半21得点のジェイレン・ブラウンが後半無得点の要因は?
マッチアップをドートに代えた。前半はテイタムにつけていたが、後半はブラウンにつけた。ルーがよく守ってくれたと思う。
ルーは “Disruptor”**で乗っている選手につけるにはもってこいの選手だ。相手に対応するディフェンスではなくて、相手があのディフェンスに対応しないといけなくなる。
ルーはリーグのベストプレイヤーたち相手にとんでもないディフェンスを続けてくれている、それを毎試合。ときには自分自身は2本しかシュートを打たない試合もある中でだ。
マーク・ダグノートHC
**「行為やその進行を中断させる人、邪魔する人」の意味、一言で表せる日本語の名詞が思いつかない
Post Game vs Boston Celtics | January 5, 2025
Q.後半ジェイレン・ブラウンをマークしたのはコーチからの指示ですか?
いや、自分の意志だ。(ブラウンは)前半乗ってたしね。結局スイッチするけど、最初はオレがマークしてフィジカルに守りたかった。
ルー・ドート
Post Game vs Boston Celtics | January 5, 2025
次の試合でもドノヴァン・ミッチェルを今季最低のFG3本に抑えたドート。
この選手が今まで一回もオールディフェンシブチームに選ばれてないのはなぜなのか。
Q.ドートのミッチェルに対するディフェンスについて
ルー・ドート先生がまたやってくれた。
勝ちには繋がらなかったけど、ルーはいつも通りの仕事をこなしてくれた。何も新しいことはしてない。
シェイ・ギルジャス・アレキザンダー
Post Game at Cleveland Cavaliers | January 8, 2025
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注目の一戦
東西1位同士の対戦かつ10連勝vs15連勝中の対戦等々見どころをNBAからプロモートされまくったキャブス戦は
・リードチェンジ 30回
・同点 8回
・最大点差 9点
と前評判に違わぬ大熱戦に。結果サンダーの連勝は止まってしまったけど、見ていておもしろい試合だった。
Q.キャブスとサンダーは共に若いチームです、今後長く優勝争いをすることになると思いますか?
個人的にはそんな先まで考えることに意味を見出していない。
ラッキーなこともアンラッキーなこともたくさん起こる、もし2年前にオレたちがこの立ち位置にいる(=西1位かつ優勝争いをしている)と言ったら笑う人もいただろうね。2年でチームは変わる、何が起きてもおかしくない。オレたちが唯一コントロールできるのは現在だけで、チームはそこに集中している。
シェイ・ギルジャス・アレキザンダー
Post Game at Cleveland Cavaliers | January 8, 2025
お互いに強みを潰しあう中で勝つ方法を見出すのがバスケットボールのおもしろいとこだ。
両チームが自分たちのスタイルを持っていて、お互いが高い勝率を残している。こういう試合はめちゃくちゃ楽しい、1,2個の緻密なプレーが勝負に直結する。この経験を通じてシーズンの中で成長できる。
ジェイレン・ウィリアムス(J-Dub)
Post Game at Cleveland Cavaliers | January 8, 2025
Q.ジャレッド・アレンについて
アレンはものすごいプレーをしていた。リバウンドで脅威になっていて、我々のファウルトラブルのほとんどがあのリバウンド起因だった。あのせいで後れを取ってしまった。
Q.ファウルトラブルの影響について
それほど大きくはなかった。ハーフタイム中に3Qの途中でシェイを下げることは決めていて、今朝シェイにも伝えていた。それにハーテンシュタインを4ファウルでも起用し続けたように私は普段からファウルトラブルにオーバーに対応はしない。それでも影響があったことは確かだ、とくに前半は。
マーク・ダグノートHC
Post Game at Cleveland Cavaliers | January 8, 2025
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確率は収束する
NBAカップ@ラスベガスあたりからシュートが入らず苦しんでいたアイゼイア・ジョーはニックス戦でキャリアハイ3P8本成功。
Q.アイゼイア・ジョーについて
ゼイはアメージングなシューターだ。ちょっと長めのスランプだったけど、シューターとしてフォームもメンタルもタッチもものすごい選手なんだ。(スランプを)脱して、平均に戻ってくるだろうね。
ゼイにもダブにも言っているけど、シュートが入らない日でもどこかで確率は収束するもんだから。
シェイ・ギルジャス・アレキザンダー
Post Game at New York Knicks | January 10, 2025
確率は収束すると思ってる、浮き沈みはあってもね。一貫してやり続けないといけない。
オレは自信を持ってシュートを打つし、チームメイトのみんなもオレを信頼してくていつも見てくれている。打ち続けるだけだ。
アイゼイア・ジョー
Post Game at New York Knicks | January 10, 2025
Q.アイゼイア・ジョーについて
アイゼイアに決める能力があることは分かっていたよ。今季は思ったように決められていなかったけど、我々はこういった試合を待っていた。
自信を持って正しいシュートを打ち続けていた、ただ入ってなかっただけだ。それにシュート以外のプレーもすばらしい、だからこそシューティングに関わらず試合に起用し続けてきた。今日の活躍が嬉しいね、ものすごいパフォーマンスだった。
マーク・ダグノートHC
Post Game at New York Knicks | January 10, 2025
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SOW
※Stats of the week
2本
※今季カール・アンソニー・タウンズがサンダー相手に2試合で打った3Pの本数合計
今季2度目の対戦でもタウンズ相手にジェイレン・ウィリアムス(J-Dub)、ハート相手にハーテンシュタインをマッチアップさせるサンダー。
その狙いや守り方について、コーチ・選手はそれぞれ以下の通りコメントした。
Q.タウンズをJ-Dubに守らせることについて
プレーを制限させたかった、ブランソンもそうだがタウンズはものすごいオフェンスプレイヤーだから全てを止めることはできない。
だから何をやらせないことならできるかを考えてそれを止めようとして、相手の手札を削りたかった。この2試合でダブがタウンズをマークしたことでそれができていたと思う。
マーク・ダグノートHC
Post Game at New York Knicks | January 10, 2025
Q.タウンズのようなポストプレイヤーを守ることについて
神経が磨り減るよ、もしやられたらオレのせいだから。(冗談)
オレたちは相手に考えさせるディフェンスをしようとしてる、(1つ目のパスコースを潰して)2個目の選択肢を強いる的な? そのおかげでローテーションのリカバリーができる。それに賢いビッグが揃っていて、アイゼイアもJ-Willも後ろで喋ってくれるおかげでローテーションがうまくいく。オレがやられても大抵の場合は誰かがカバーしてくれる。
ジェイレン・ウィリアムス(J-Dub)
Post Game at New York Knicks | January 10, 2025
ちなみにペイサーズとの対戦時にJ-Dubをマイルズ・ターナーにマッチアップさせたときのコメントは以下の通り。
Q.シアカムにハーテンシュタインをマッチさせていた理由は?
相手はタフだ、5選手全員がスコアできる。ターナーはストレッチビッグで外のシュートがうまい、シアカムはミスマッチを攻めてくるのがうまい。出だしはシアカムにミスマッチを攻めさせないようにしてジャンプシュートを打たせたかった、ターナーにはガードがマッチしてジャンプシュートを守らせようとした。
勝負どころの2人のプレーを見たら、そのクロスマッチは効果的だったと思う。
マーク・ダグノートHC
Post Game at Indiana Pacers | December 26, 2024
相手の強力なディシジョンメイカーをドート&ケイソンで潰し、シューティングビッグのシュートをダブで消してビッグにプレーメイクを強いる(=ミスを誘発させる)のがサンダーの狙い。
それがタウンズの3P数という一つのスタッツに表れていたのかな、と。
ちなみにその作戦ベースに守ったら、ビッグにプレーメイクされまくったのがキャブス戦。
ミッチェルとガーランドを守って、(ビッグ2人に)ディシジョンメイクを強いるようにしたが2人にいいプレーをされてしまった。素直に相手が一枚上手だったと認めないといけないときもある、キレイに我々のディフェンスの先を行かれてしまった。
強豪チーム相手には取捨選択をしないといけない、全部を守ることはできないからね。試合を見返して、次回の対戦までに改善するようにする。
マーク・ダグノートHC
Post Game at Cleveland Cavaliers | January 8, 2025
次はサンダーがキャブス相手にどう対策するのか楽しみにしたい。
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その他
コメント集
Q.15連勝について
15連勝という感じはしない、オレたちは日々にフォーカスしているから。
今日はいいプレーもあれば悪いプレーもあった、そこから学ぶ。それを毎日毎試合繰り返すだけだ。
Q.それは“0-0 mentality”*から来ていますか?
その通りだね、それがずっとこのチームにおける格言だから。
ダブとチェットが入ってきた年の話だ、サム(・プレスティGM)が “我々に近道はないし、我々は過去を変えることはできない。唯一できることは毎日積み重ねていくことだけだ、それができたら我々が求めているところまで行ける” と話してくれた。
みんなそれをしっかり聞いていたと思う、ここまでの結果を見たら分かる通りね。
シェイ・ギルジャス・アレキザンダー
*0勝0敗だと思って毎試合臨むこと、0対0だと思って毎ポゼッション臨むこと。結果に一喜一憂せずに目の前で自分がやるべきことを積み重ねていきなさい、というダグノートHCの教え。
Post Game vs Boston Celtics | January 5, 2025
Q.直前にポルジンギス相手のチープファウルを吹かれた後にホワイトからボールをもぎ取って速攻でダンクしたプレーについて
審判のことなんか気にしてない、チームのためにプレーを続けるだけだ。チャンスだと思ってボールに飛び込んでボールを奪った、それで審判にコールされたらそれまでだ。
ルー・ドート
Post Game vs Boston Celtics | January 5, 2025
Q.市場の大小は大切ですか?
オレはオクラホマシティが大好きだし、自分がオクラホマシティにいない世界線を想像できない。市場規模は関係ない、今いる場所の居心地がいい。組織の人たちのことも周りの人たちのことも大好きなんだ。
オレにとって大切なのは、毎日笑顔で仕事ができるかどうかで市場規模じゃない。
シェイ・ギルジャス・アレキザンダー
Post Game at Cleveland Cavaliers | January 8, 2025
Q.MSGについて
ペイコムを除いたら、NBAベストのアリーナだろうね。
最近の子ならオーラって言葉を使うからもしれないけど、そういう雰囲気がある。ファンも熱狂的で歓声もすごい、ニューヨークがバスケットボールを愛していると思う。コートでそれを感じるんだ、ファンが試合を見てプレーに反応して楽しんでる。だからオレはここでプレーするのが楽しい。
シェイ・ギルジャス・アレキザンダー
Post Game at New York Knicks | January 10, 2025
Q.あと1点で40点でした
気にしてない、40点は取ったことあるしこれからも取れると思う。
もし79点取ってたらコーチに出してくれ、とお願いしてたかもしれないけどね。
シェイ・ギルジャス・アレキザンダー
Post Game at New York Knicks | January 10, 2025
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小ネタ集
J-Dubのものすごいムーブ。
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松葉杖をつく番記者アンドリューを心配するJ-Dub
J-Dub「なんで松葉杖?」
アンドリュー「ACLを断裂しました」
J-Dub「何をして?」
アンドリュー「子どもとフットボールをして」
シェイ「なら仕方ない」
アンドリュー「はい、タッチダウンを決めたので」
ポッドキャストで「ACL断裂をしたことで、ケガした選手の気持ちやリハビリのプロセスを知ることができる。記者としてプラス」という旨を話していたアンドリュー、ポジティブすぎる。
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