【コメント集】ステフ・カリー「ロバーソンはトップクラスのディフェンダー」

アンドレ・ロバーソン

子供の頃、父さんに言われていたんだ。「勝ちたかったら、自分がやるべきことをやれ」、「ディフェンスをしろ」ってね。小さい時から、いつもその心意気も持ってプレーしていたよ。それに誇りを持っている、あとアンダードッグとして育ってきたことにもね。僕はドラフトでも高校のランキングでも上位じゃなかった。そういう選手と対戦するときは、そいつらを止めてやる、と思ってプレーするんだ。

シーズンを通じて僕が守る選手は誰であろうと全員その選手の平均以下に抑えることが僕の目標だった。

ロバーソンのスタープレーヤー殺しっぷりは本人の言葉通り試合を見ていても伝わってくるけど、実際数字にも表れている。

sports.vice.com

上の記事(現地3月13日のもの)によると、ロバーソンがコートにいるかいないかで相手のeFG%[1]宮地陽子のスタッツ四方山話・第6回 エフェクティブ・フィールドゴール成功率(eFG%)-BASUCOに大きな差が出るそう。

以下が記事中の数値、”on”は「ロバーソンがコートにいるときのeFG%」、”off”は「ロバーソンがコートにいないときのeFG%」をそれぞれ表している。

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HC

ビリー・ドノヴァン

(ロバーソン)はDPOY候補に入るべきだと間違いなく思う。全ての選手、全ての試合を見ているわけではないけど、今シーズン彼を60試合以上見ているし、彼が昨年したことも見ている。候補に入るべきことは疑いのないことだ。彼は様々な点において、信じられないディフェンダーだ。

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スコット・ブルックス

ドレはこのリーグで、PG~SFまで守る能力がある。シーズンが進むにつれて、その能力を我々はもっと見ることになると思うよ。(中略)彼を相手に点を取るのは難しい、彼は情け容赦なく追いかけ回すからね。スクリーンに引っ掛かってもすぐに追いつくスピードがあるし、トランジションでも一生懸命戻る、イージーシュートを許さない。(中略)経験を積むごとにディフェンダーとして間違いなく成長している。エリートディフェンダーになる素質があるよ。

素質を見出して起用したブルックスと信用して起用し続けているドノヴァン。ロバーソンのオフェンスのこと考慮するとHCによっては起用しないことも十分考えられるのでこの二人には感謝。

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チームメイト

スティーブン・アダムス

アンドレのディフェンスは脅威的だ、滅茶苦茶助けてもらってるよ。マッチアップの相手から離れるとそいつを守るために誰かに頼らないといけない。そういうときには100%アンドレがそこにいるんだ、いつも。全員を守ってくれるんだぜ。アンドレは掃除屋だ、ゴミ収集車だ。

アンドレはジャーマンシェパードドッグみたいだよね、彼に何か叫んだら(ピック&ロールの際のディフェンスの話)すぐさま反応して動く。これが出来るから彼は特別なんだ。

アダムスあるある:人を何かに例えがち(以前、カリーのことを”quick little monkey”と言って怒られた実績あり)

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ラッセル・ウェストブルック

アンドレがディフェンスをすると相手はスコアできない、1on1でだぜ。俺はディフェンスのスタッツなんて気にしてない、何%だとか、勝ったとか負けたとかそんなのは関係ないんだ。コートにいてそこで彼がやっていることを見たら本当のディフェンスっていうのが何なのか分かるし、オールディフェンシブチームっていうのが何なのか見ることができる。

毎試合、アンドレは相手のベストプレーヤーにマッチアップしているし、アンドレがマッチアップしているとき、彼らは上手くプレー出来ているようには思えないよね。それを彼はシーズンを通してずっとやってる、時々チームディフェンスが悪いときがあるけど、彼個人のディフェンスと彼が試合にもたらすインパクトはいつだって同じなんだ。

ラスとロバーソンは共に大学時代、”Pac-12 Defensive Player of the Year”というディフェンスの個人賞を取っている。

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タージ・ギブソン

アンドレは不平不満を一切言わずに全てのことをやる。常に相手のベストプレーヤーをディフェンスしようとする、試合終盤でもだよ。彼はハーデンをフルコートでピックしてイライラさせたり、出来ることは何でもして彼をスローダウンさせようとしているんだ。

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キャメロン・ペイン

1つ確かなことは、アンドレは絶対に諦めたりしないってことだ。もしドリブルで抜かれても、全力でシュートチェックにいく。あと彼はオフェンスのことを全く気にしていないんだ、そんな人間は僕が知っている中で彼だけだよ。ディフェンスのことだけを考えてるんだ。

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アンソニー・モロー

俺はずっとリーグにいて、今年が9年目だ。だから、トニー・アレンやロン・アーテストを見てきている。アンドレは(そんな)俺が見てきた中でもトップクラスのディフェンダーだ。

TAやアーテストなどの歴代ディフェンダー達と比べると畜生加減(誉め言葉)がロバーソンには足りない気がする。それがロバーソンのいいところではあるけど。

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ケンドリック・パーキンス

ドレは並外れたことをやってのけてる。奴がチームにもたらしているものは、何にも替えがたい。人を見る、そいつの価値を知ろうとするには、そいつがボールを持っていないときに何が出来るのかを見たらいい。要は、そいつがバスケットボールなしで勝利に貢献しているかどうかだ。ドレはそれが出来る人間だ。あと、ドレについて1つ言うなら、奴は立ち向かうことを恐れない、例え相手がレブロン・ジェームスであろうとだ。

例え相手がKDであろうとだ

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対戦相手

ジェームス・ハーデン

ロバーソンは”feisty”なディフェンダーだ。高さ長さがあって身体能力も高い、そしてハードにプレーする

“feisty”は「血気盛んな」「意欲満々な」などの意味。要するにロバーソンの「止めてやる」という気持ちは対戦相手にも伝わっているということ?

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ステフィン・カリー

身体能力が高くて、高さ長さもある、そしてフットワークもいい。自分より小さな選手にも大きな選手にも堅実なディフェンスをする。トップクラスのディフェンダーだ

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リンク

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