番記者や現地のファンの間で好評だったジョシュ・ヒュースティスがニック・コリソンについて書いたブログの訳。またヒュースティスの可能性、番記者フレッドとのバトルについても。
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『Nick』
NBAにおいて、知恵と助言っていうのはよく選手間で共有されるものだ。ベテランから若者へは特にね。
僕はMr.サンダーから学ぶことが出来るから恵まれている、ニックの知恵と助言が貰えるんだ。
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彼がドラフトされたとき、僕はまだ中学で人生がこんなにも早いものだとも知らずに楽しく過ごしていた。
現在、1つのチームで14年も過ごすなんて珍しい。彼が体を張っていること、ずっと組織の1つのピースでありつづけていること、ずっと勝利のためだけに身を捧げ続けていることを多くの人が本当にリスペクトしている。
しかも、それらを誉め称えられることもなしに続けている。僕は多くのことをニックから学んだ、きっとこのチームの誰もがそう言うよ、過去でも今でも。
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みんな「プロフェッショナル」という言葉の普通の意味は知っていると思う、でもNBAにおいてその言葉の意味は変わるんだ。「プロ」っていうのは毎日、どんな状況でも与えられたことを必ずこなす人のことだ。
NBAは失敗の許されないリーグだ、選ばれし2,3人を除いてそうしたプロフェッショナルの心構えがない人は(他の)仕事を探さないといけない。
このリーグでは無数の才能ある選手たちが他の選手に代わって出たり入ったりしている。
でも、選手はGMやヘッドコーチに「自身の強みが特別なものだ」と理解してもらうこともできる。ニックはそういう選手の一人だ。
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ニックはこのリーグを生き延びてきた選手たちと比べて能力は高くない、これはニックには言いたくないんだけど、きっとニックをこの意見に賛成してくれるよ。
彼が特別なのは取り組む姿勢だ、僕はそれを他の誰からでも、何からでもなくニックから学んだ。
僕はこの人物をめちゃくちゃ尊敬しているんだ。ニック・コリソンはいつでも同じ人物であり続ける、保証するよ。
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彼の血や汗や涙はこの組織の基盤になっているんだ。サンダーの試合を見ている人なら10試合以上ニックがプレーしないときがあることはみんな分かると思う。
例えそうだとしても、彼は出番が来たらいつでも準備ができているんだ。多くの人がこのことがどれだけ大変なことか理解していないと思う。来る日も来る日もベンチにいて、いつ自分の名前が呼ばれるか分からないんだ。これは僕も同じだと思う。
大体の試合で僕たちがベンチにいるよね、その日に出番があるかどうか不確かなんだ。毎晩毎晩、僕は彼から学んだことを試そうとしている。
ニック本人は僕にどれだけのことを教えてくれているのか知りさえもしないかもしれないけどね。僕もいつか同じことを他の誰かにできたらいいな。
シーズンデビュー戦では言葉通りしっかり準備ができていたヒュースティス。(ガーベッジタイムだけど)6分間で7得点、4リバウンド、1アシスト、1ブロック。迷いなくシュートを打っていた姿が印象的だった。個人的に今一番楽しみにしている選手、いつもDリーグとNBAを行き来して、スーツでサンダーベンチに座っている彼に出番が来るといいけど。
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ヒュースティスの可能性
ヒュースティスの必殺技は長い手(ウィングスパン216㎝、同じ身長のロバーソンより5㎝ほど長い)を使ったブロック。SFながらスタンフォード大学の通算ブロック記録の保持者でもある。
オフェンスでも年々成長を見せており、特に今シーズンは苦手と言われていた3PをDリーグでは高確率で決めているよう。
さらにチーム練習でもモローやシングラー相手にこれ
なんでヒュースティス使わないの?
ドノヴァン曰く、1on1ディフェンスはいいけどピック&ロールのディフェンスに難があるのがヒュースティスを起用しない理由だそう。サンダーのベンチってピック&ロールどころか1on1ディフェンスもできない選手が多いような。
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おまけ:ヒュースティスvs番記者フレッド
ヒュースティスは番記者Fred KatzにTwitter上でことあるごとに噛みついている(じゃれている)。以下はその一例
ヒュースティス: アカウントを消せ
ヒュースティス: (FBIに向けて)これがFred Katzの最新の写真です
ヒュースティス: (自身のブログについて)あんたが(記事を)書けるなら、誰でも書けるって気付いたんだ
フレッド: 自分でブログ書くなんてカッコいいね(煽り動画)
結局、ブロックはしていないよう。これからも二人のやり取りに注目。
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