まとめ

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トレード
6/14 指名権×3 ⇔ ジャマイカル+指名権

獲得
- ジャマイカル・グリーン
- 2027年 1巡目指名権

獲得
- 2022年 30位指名権
- 2023年 2巡目指名権※1
- 2024年 2巡目指名権※2
- ※1:サンダーが持つサンダー/ウィザーズ/ヒートorマーベリックスの2巡目指名権の内、2番目に順位が高い指名権が譲渡される
- ※2:サンダーが持つホーネッツ/ウルブスの2巡目指名権の内、順位が高い指名権が譲渡される
サラリー削減をしたいナゲッツと1巡目指名権のアップグレードをしたいサンダーのトレード。
ナゲッツは来季からマイケル・ポーターJr.のMAX契約が始まりタックス支払い見込み、このトレードにより支払い額を抑えることができる。加えて、$8.2Mのトレードエクセプションも手にしたので必要があれば補強にも動けることに。
サンダーはクリス・ポールのトレードで獲得した1巡目指名権を将来の1巡目指名権に交換、ほぼ2巡目指名権だったのでアップグレードは確実。しかも、どういう訳かプロテクトがガバガバなので上位指名権に変わる可能性もあり。
指名権 プロテクト | via DEN |
2027年 | top 5 |
2028年 | top 5 |
2029年 | top 5※ |
ちなみに獲得したジャマイカル・グリーンは開幕までにはトレード/バイアウトされる見込み、エージェントが以前サンダーに在籍していたカイル・ウィーバー(久々に名前を聞いた)と同じでプレスティはトレード後からずっとグリーンと会話をしているとのこと。
また新たなサンダーレジェンド誕生か?
※追記:7/20 ジャマイカル・グリーン ウェイブ(詳細は後述)

トレード評価 | OKC | DEN |
ESPN | B+ | B |
The Athletic | – | – |
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6/24 指名権×3 ⇔ ウスマン・ジェン

獲得
- ウスマン・ジェン

獲得
- 2023年 1巡目指名権(via DET)
- 2023年 1巡目指名権(via WAS)
- 2023年 1巡目指名権(via DEN)
将来の指名権&サラリーキャップが欲しかったニックスとウスマン・ジェンがどうしても欲しかったサンダーのトレード。
ニックスはこの後、サンダーから獲得した1巡目指名権(via DET)とケンバ・ウォーカーを抱き合わせにして放出しサラリーダンプを敢行。ジェイレン・ブランソンとの契約&ミッチェル・ロビンソンとの再契約に向けて十分なサラリーキャップを確保した。
サンダーは球団が16歳のときから目をつけていたウスマン・ジェン獲得に全力投球。ここ数年、集めるばかりだったドラフト指名権をここぞとばかりに投資した。
1人の選手に1巡目指名権3つは出しすぎ感が否めないが、放出した指名権はいずれもプロテクト付き。プロテクトが外れるであろう指名権はDEN経由のもののみで、WAS/DET経由の指名権はいつ手元に入るか分からないものだった。

トレード評価 | OKC | NYK |
ESPN | B– | B+ |
The Athletic | – | – |
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9/28 クレイチ ⇔ ハークレス+指名権

獲得
- モー・ハークレス
- 2029年 2巡目指名権
- 2025年 2巡目指名権プロテクト変更

獲得
- ヴィト・クレイチ
タックスを回避したかったホークスとロスターを空けたかったサンダーのトレード。
ホークスとしては、22歳とまだ若いクレイチを育てるのもよし、サラリーが50%保証なのでカットして余力捻出するもよし。サンダーはロスター整理の一環で指名権を獲得する動き、ハークレスがサンダーでプレーすることはないはず。
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どさくさに紛れて、25年2巡目指名権のプロテクトを軽くしてきたのはさすがプレスティ。
20年オフにダニロ・ガリナリのサイン&トレードで獲得していた指名権はトップ55位プロテクト(=ホークスがリーグ5位以内にならないと手に入らない)と重いプロテクトがかかっていたが、トップ40プロテクトまで緩和。
まだ1年しかプレーしていないクレイチを手放すことになったのは痛いが、ロスター争い当落線上の選手で29年と合わせて2巡目指名権を実質2つ奪い取ってきたという点で悪いトレードではなかったはず。
トレード評価 | OKC | ATL |
ESPN | – | – |
The Athletic | – | – |
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9/30 4選手+指名権 ⇔ 4選手

獲得
- デイビッド・ヌワバ
- スターリン・ブラウン
- トレイ・バーク
- マーキース・クリス

獲得
- デリック・フェイバース
- タイ・ジェローム
- テオ・マレドン
- モー・ハークレス
25年2巡目指名権(via ATL)- 追記:26年2巡目指名権※
- ※:サンダーが持つサンダー/シクサーズ/マーベリックスの2巡目指名権の内、2番目に順位が高い指名権が譲渡される
8選手が絡んだ大型トレード勃発、8人誰も主力選手ではなく現地では「NBA史上最も奇妙なトレード」とも言われていた。
ロスター整理をしながら指名権が欲しいロケッツとロスター整理をしながらサラリーダンプをしたいサンダーのトレード。フェイバースとマレドン以外の6選手は開幕までにロスターにいるかどうかも分からない。
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トレイ・バークは開幕までにカットされたら再びサンダーレジェンドに、一人の選手が2度サンダーレジェンドになるのはNBA史上初か?
トレード評価 | OKC | ATL |
ESPN | – | – |
The Athletic | – | – |
10/3 追記
後日、サンダーから公式リリース。
サンダーが放出した指名権は25年2巡目指名権ではなく、26年2巡目指名権とのこと。いずれにせよ、サンダーがサラリーダンプのために指名権を出す動きはこの再建が始まってから初になる。
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FA(その他契約)
7/1 ルー・ドート 延長契約
ずっと低賃金で働かせていたルー・ドートに遂に支払いをするサンダー。
$87.5Mはドラフト外選手としてはフレッド・バンフリート、ダンカン・ロビンソンに次いで史上3番目の金額。
5年目はチームオプション(=5年目の契約有無はサンダーが掌握)&契約金の内$5Mはボーナス。ボーナスゲットの条件はオールディフェンシブチーム選出・DPOY受賞で、条件を満たしたシーズン毎に$1M払われるそう。両方受賞で$1Mなのか、どちらか受賞でいいのかは不明。
5年$87.5Mは高いという声もあった(The Athleticのジョン・ホリンジャーは大盤振る舞いが過ぎると記事を書いていた)が、以下のように分解すると感じ方は変わるはず。
- 4年 $64.7M
- +1年 $17.7M
- +ボーナス $1M×5年
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7/1 マイク・ムスカラ 再契約
FAでサンダーに入団してくれただけでもとんでもないことなのに、2度も再契約してくれた漢マイク・ムスカラ。
強豪チームではできない何かがサンダーにはあるのかもしれない。
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7/3 ユージーン・オモルイ 契約
友達がおもしろそうでおなじみ、ユージーン・オモルイ(25歳)と2way契約。
昨季、26歳のポール・ワトソンJr.&24歳のリンディー・ウォーターズⅢと2way契約を結んだように、サンダーは2way契約は育成ではなく即戦力になりそうな選手を発掘する枠として考えている?ちなみに昨季ワトソンと契約を結んだことについてマーク・ダグノートは以下のようにコメントしていた。
20歳の選手を同時に10人も育てることはできない、ある程度の機能性は確保した上で育成をしないといけないからね。
マーク・ダグノート
https://thunder-quest.com/2021/11/30/2021_22_season20/
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7/4 アイゼイア・ロビー ウェイブ
サンダーはアイゼイア・ロビーをウェイブ、その後ウェイバー期間中にスパーズに拾われた。ウェイブされてから48時間以内に別のチームから声をかけられたとき契約は引き継がれる、この場合ロビーはサンダーとの契約が引き継がれることに。
一昨季サンアントニオでものすごいポスタースラムを決めたロビー、スパーズの印象に残っていたかもしれない。
サンダーでは出番がなかったがオフェンス力は確かでまだまだ伸びしろがある選手だと思う、スパーズで花開くといいが。
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7/19 ケンリッチ・ウィリアムス 延長契約
ケンリッチ・ウィリアムスと4年$27.2Mで契約✌✌
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7/20 ジャマイカル・グリーン バイアウト
サンダーはジャマイカル・グリーンをバイアウト、ウェイバー期間が明けてからウォーリアーズと契約見込みとのこと。
サンダーレジェンズ待望のインサイドプレイヤー爆誕。
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10/3 スターリン・ブラウン ウェイブ
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10/16 アイゼイア・ジョー 契約
サンダーは3年$6Mでアイゼイア・ジョーと契約、2年目は無保証で3年目はTO。
PHI時代にジョーをスカウトしたヴィンス・ロズマンが今夏サンダーのフロントに加わっており、今回の契約でもサンダーとジョーのつなぎとして一役買ってくれたそう。
ちなみにサンダーとの契約が決まった日にジョーはジェイレン・ウィリアムス(J-Will)に電話かけたが、J-Willは電話に出なかった。
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10/16 デイビッド・ヌワバ ウェイブ
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10/18 トレイ・バーク&マーキース・クリス ウェイブ
ロケッツとのトレードで獲得した4選手は誰もロスターに残らないことに。
そして、史上初2度目のサンダーレジェンドとなったトレイ・バーク。
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