オフシーズン注目ポイント
ESPNボビー・マークスが挙げていたサンダーに関する今オフ注目ポイントとサム・プレスティGMのシーズン終了会見のコメントを抜粋。
※ドラフト戦略については別記事で記載予定

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キャップスペース
ケンバ・ウォーカー、ジャマイカル・グリーン、カイル・シングラー等への支払いを終えるサンダーは今夏約$30Mのキャップスペースを手にすることに。
金銭的余裕に加え豊富な若手&潤沢なドラフト指名権があるため、例えばオールスター選手がトレード市場に売り出された場合はどのチームよりも優位に交渉を進めることができる。
プレスティはシーズン終了会見でキャップスペースの使い道について「全ての可能性を探っていく」「どうしたら最大限活用できるか考える」とコメント。
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大型補強も可能な一方でボビー・マークスは「まだ焦る時期ではない」と記事に書いている。
プレスティは「リスクを取ることを恐れない」としつつも、現在とサラリー事情が似ていた2009~10年の話を引き合いに出し以下の通りコメント。
「当時は周りが“デイビッド・リー、ベン・ゴードンとMAX契約しろと”言ってきた、我々はしなかったがそれでもお金のやりくりには苦労した」
2,3年後からジョシュ・ギディー、ジェイレン・ウィリアムス(J-Dub)、チェット・ホルムグレン等の再/延長契約が始まることを考えると、今オフも余裕があるからと言って大盤振る舞いはできないはず。
いずれにせよ、どうサラリーキャップを使うかには注目。
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契約延長対象
契約延長の権利を持っている選手は以下3名。
- アレクシー・ポクシェフスキー
- ジェレマイア・ロビンソン・アール
- ダリオ・シャリッチ
シーズン終了会見ではサンダーをノートパソコンに例えて話していたシャリッチ、何が言いたいのかは全く分からなかったが「サンダーを気に入った」「戻ってきたい」という発言をしてくれた。
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ロスター構築
フィジカル
プレスティはチームの課題として「フィジカル」を強調。
フィジカルが少しずつ強くなってきて、泥臭いプレーができるようになってきている。目指すレベルのチームになるために必要だ。多くの人が「フィジカル」と言うとディフェンスのことだと思うだろうが、我々はオフェンスでフィジカルが足らない。
サム・プレスティGM
プレスティは「サンダーは相手に先にボーナスに入られた試合数でリーグ最下位でそれは望ましい状況ではない」とコメント。
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ビッグマン
スモールラインナップを多用していたサンダー、プレスティ曰くこのスモールラインナップが選手の成長に大きく寄与したとのこと。
J-Dubやジョシュ、アイゼイアの成長が見られたのは、我々がスモールで戦い始めてからだ。ケンリッチを5番で起用し始めたのがJ-Dubの成長の始まりだったと思う。(もし、固定観念に捉われてビッグを起用していたら)この成長はなかっただろう。
サム・プレスティGM
加えて、ウルブス戦で「リバウンドで負けてなかった」「タウンズにJ-Dubがマッチアップしていたけど問題なかった」ことを挙げ「バスケットボールは“大きいからリバウンドが取れる、小さいからリバウンドが取れない”なんて単純なものではない」と力説。
「サンダーにはビッグマンが足りない!」と言う現地ファンも多数いるけど、(少なくとも現時点で)プレスティはビッグを補強するつもりはないことが伺える。(ダグノートHCも攻守でビッグがいない前提の戦術を構築してきているし)
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リンク
昨オフのトレード/FAまとめ
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