【AtoZ】アダムス爆笑エピソード26 後編

スティーブン・アダムスのエピソードを文字通りAからZまで全てのアルファベットを用いて順に紹介、後編はNからZまで。

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No shoes

スティーブンはどこにいようがずっとサンダルを履き続けるんだ、彼の冬の服装はおかしいよ。

 ジョシュ・ヒュースティス

この男は冬にサンダル以外なにも履かないんだ。サンダルだけだよ、風邪引かないの?って言いたくなる。たぶん彼の遺伝子は特別なんだと思う。

 エネス・カンター

周りが上着を着ている中、アダムスがサンダル&半袖で登場する見慣れた光景

ボウリングをするときもサンダルを履くアダムス、このサンダルはiSlideという会社からもらったものでアダムスの似顔絵が印刷されている。無料が大好きなアダムスはずっとこのサンダルを履き続けているというわけ、こんなんなんぼあってもいいですからね。

(アダムスみたいにサンダルでボウリングできるか聞かれて)無理だよ、スティーブンは靴も靴下もなしで何でもできるんだ。

 ラッセル・ウェストブルック

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One piece

アダムスはワンピースのファン

2016年にはスパーズvsウォーリアーズの開幕戦を見ずにワンピースを見ていたというアダムス。

2019年には「俺たちの力でアダムスをオールスターに」というアニメファンからオールスター投票の呼びかけもあった。

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Please

アダムスはファンが“Please”と言わないとサインをしない。

「マナーだから」というアダムス、厳しいと思うかもしれないが言うまでしっかりと待ってくれるし、コミュニケーションにもなるから実はファンとしては嬉しい。

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Quarantine

コロナの影響でシーズン中断となっていた間、ニュージランドで農作業をしていたアダムス。牛でボックスアウトの練習をしていたという冗談?も炸裂。

ケンドリック・パーキンスによるとアダムスは農作業以外に狩りもするそう

(誰がNBAで一番タフかという議論でアダムスの名前が挙がって)奴は確かにタフだ、でも次元が違うんだ。スティーブン・アダムスがオフシーズンに何をしてるか知ってるか?スティーブン・アダムスはニュージランドで野生のイノシシを狩ってるんだ、ナイフで!しかも裸足で!

 ケンドリック・パーキンス

アダムスの仰天エピソードを真顔で話すパークと爆笑しながら聞く周りの構図がまた笑える

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Rudy Gobert

アダムスとゴベアは同じ2013年デビュー。アダムスは自伝の中でドラフトワークアウトの時にすごいと思った選手の一人としてゴベアの名前を挙げていた、理由は自分と同じくらいハードにプレーするから。

(ドラフトワークアウトのときの話)アトランタ空港でルディにランチを奢った(たしかアトランタだったと思う)そこでお互いのこれまでの経験について良い話ができた。

 スティーブン・アダムス

Steven Adams『MY LIFE, MY FIGHT』(2018) hachette BOOKS, p.131

(アダムスとのドラフトワークアウトについて)“自分の高さvsアダムスの強さ”みたいな感じだったね、お互いに競い合ってハードにプレーしていた、彼はいい選手だ。

 ルディ・ゴベア

当時と比べると経験を重ね、フローターやポストプレーを身に着けたアダムスはオフェンス面で上達していると言うゴベア、お互いに認めあう良きライバル。

キャリア初のテイクチャージで大喜びしていたアダムス、相手がゴベアだったから余計嬉しかったのかも?

(メディアに向けて)みんなチャージ見た?あれがキャリア初のチャージなんだ。普段自慢なんてしないけど、キャリア初なんだ。7年で初めてだ。だから、それを記事にして欲しい。スクリーンショットして、なんでもいいから送ってよ。

 スティーブン・アダムス

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Spurs

アダムス曰くニュージーランドではバスケットボールをしている大半の人がスパーズファンだそう、ニュージーランドのバスケットボールスタイルがスパーズを模倣しているから。アダムス自身もスパーズが好きでティム・ダンカンのことをヒーローと言っている、Twitterのアイコンは自身がダンカンとハグしている画像。

Facebookで誰かがどのチームにドラフトされたいか質問をしてきて、自分はサンアントニオ・スパーズと答えた。(中略)結局スパーズからはワークアウトのオファーがこなくてかなりガッカリした。ポップ(ポポビッチHC)にハグするチャンスが欲しかったから。

 スティーブン・アダムス

Steven Adams『MY LIFE, MY FIGHT』(2018) hachette BOOKS, p.130

(2014年のプレーオフでスパーズに敗退したときのことについて)ファイナルに進めなかったのは辛かった、だけど同時にルーキーとしてリーグトップレベルのチームでプレーオフでたくさんプレーできた。敗退したことを引きずってはいなかった。ヒートとの再戦に向けてスパーズのメンバーにサンダーのみんなが言葉をかけに行っていている中、自分はポポビッチと言葉を交わしていた、ハグをする前に彼が立ち去らないよう注意しながら。そして、遂に彼の体に腕を回したんだ、美しい瞬間だった。伝説の男を抱擁して、軽く髪の匂いを嗅いだ。ラブリーな香りだったよ。

 スティーブン・アダムス

Steven Adams『MY LIFE, MY FIGHT』(2018) hachette BOOKS, p.173

(ティム・ダンカンについて)彼はナイスガイだ。ルーキー時代の大失敗なんだけど、ダンカンとマッチアップして常に体をぶつけ続けていたんだ(ダンカンを疲れさせるためのアダムスの作戦)。彼はそれを嫌がっていた。そうしたらダンカンが近づいてきて“やあ、元気?”って話かけてきたんだ、“なんていい人なんだ”なんて思ったね、そこから大量に得点をとられた。(自伝では”ただ顔にパンチしてくれた方が良かった”と書いている。)

 スティーブン・アダムス

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The heave

“heave”は「(重いものを)持ち上げること、投げること」などの意味。

ウルブス戦で決まったアダムスからシュルーダーへのロングパス&同点シュート。アダムスは普段からこのロングパスを練習していたそう。

俺たちはこのプレーについて前から話してたんだ、俺はなるべくマークマンを離すためにできるだけ速く走ろうとした。ものすごいパスだったね。

 デニス・シュルーダー

シェイ・ギルジャス・アレギザンダー曰く「シーズンの分岐点で自分たちがスペシャルになれると気付いた試合」、この試合の前まではまだ負け越していたサンダーはこの後白星を重ねていく。

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University

アダムスはピッツバーグ大学で一年プレーした後、NBA入りしている。

アダムスのことだから、さぞ楽しい大学生活を送ったかと思いきやそうでもなかったよう。

  1. 自分の好きな授業が取れなかった。アダムスは農業が好きだったので農業かそれに近い授業を受けたかったが、学生アスリートは簡単に単位が取得できる授業しか選択科目として選べなかったそう。
  2. 練習がキツかった。とにかく走りまくるようで、“Suicide”というランメニューを21分間で21本することもあったそう。アダムス「もし自身が運動できると思う人は21分21本をやってみてほしい、これまでにしてきた自身の決断を疑問に感じ始めるはずだ。まさに自分はなんで“プロバスケットボール選手になりたい”なんて思ってしまったんだと疑問に感じていた。」
  3. バスケットボールを楽しめていなかった。ニュージランドでドリブルやシュートを練習してきたのに、大学ではコーチにリバウンドとダンク以外はしないように指示を受けていたそう。アダムス「自分の大学時代のハイライトビデオにはダンクかゴール下のプットバックのどちらかしかないはずだ。それは自分がやりたかったバスケットボールではなくて、強いられていたものだった。」

最後のメディアセッションでリポーターに二年目もピッツバーグでプレーするか聞かれた。自分はもちろん戻ると伝えた。“なぜみんながその質問を聞き続けるのか分からない、戻ってくる。”と言って。

その12日後、2013NBAドラフトにエントリーすることを発表した。

 スティーブン・アダムス

Steven Adams『MY LIFE, MY FIGHT』(2018) hachette BOOKS, p.113

“Suicide”は日本でシャトルランと呼ばれている?ランニュー。ベースライン(以下BL)→手前のフリースローライン→BL→ハーフライン→BL→奥のフリースローライン→BL→奥のBL→BLと走っていく。

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Valanciunas

ラプターズのヴァランチュナスが試合中ずっと激しく口撃してきた、完全に悪質だった。何回も何回も彼がふっかけてきたから、言い返してやった“俺に喧嘩を売りたいわけじゃないよな?お前はフォークとナイフで飯を食うだろうが俺は手で食うんだぞ”って。彼はどう返せばいいか分からなかっただろう、ひどいトラッシュトークだったから。しばらく黙らせたという点では効果があったけど。それを機にトラッシュトークからは引退して勝つことに集中するようにした。

 スティーブン・アダムス

Steven Adams『MY LIFE, MY FIGHT』(2018) hachette BOOKS, p.236-237

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Westbrook

彼がこっちを見たら、何もしてなくてもいつも“ごめんなさい”って言ってたよ。

 スティーブン・アダムス

Lee Jenkins 『ALL THE RAGE』(2015) Sports Ilustrated vol.122, p.43

試合モードのスイッチが入ると目つきが変わるラスにアダムスは最初かなりビビっていたそう。

(試合前に対戦相手と)1つや2つ冗談が言いたいだけなんだ、分かるよね?でもラスは1つも許してくれない。相手にニコニコしたりするのもね、もう学んだ(からしなくなった)よ。でも長く一緒にいて、お互いに知ってる選手、例えばタボ(・セフォローシャ)みたいな例外はいるよ。他にもサージ(・イバカ)とか。挨拶したり、ハグしたりする特定の選手はいる。そんなときは未だに手探りだ、怒られちゃうかもしれないからね。彼の目を盗んで、相手に近づいてクイックハグをする。でラスには“ううん、何もしていないよ。大丈夫だ”って言うんだ。

 スティーブン・アダムス

見た目も性格も真逆のラスとアダムス、真逆だったからこそ上手く機能していたのかもしれない。

時々ラスが見ていないときに、彼のテーブルにケツを擦り付けるんだ。(綺麗好きで几帳面なラスをネタにした冗談)

 スティーブン・アダムス

Lee Jenkins 『Staying Power』(2016) Sports Ilustrated vol.125, p.60

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Xmas

2017年クリスマス

2018年クリスマス

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Young

リーグ2年目までにヴィンス・カーター、ザック・ランドルフ、タイソン・チャンドラーなど数々のベテランを怒らせてきたアダムス、ニック・ヤングもその一人。

マークマンについてかないといけなかったのに、アダムスはこそこそ汚いことをするプレイヤーなんだ。(中略)巧妙な手口は何でも知ってやがる、腕を完全にロックされた。良かったんじゃねえの、俺を退場させれたから。

 ニック・ヤング

ただスクリーンをしただけだ。

 スティーブン・アダムス

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Zaza Pachulia

(ザザ・パチュリアについて)彼の顔見た?めちゃくちゃデカイよね、すごいよ。

 スティーブン・アダムス

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