ディオンテ・バートンが履くピンク色のシューズについて。
.
.
スポンサーリンク
ピンクシューズを履く理由
6人兄弟の末っ子として生まれたバートンは母バーバラのことが大好きな甘えん坊。いつも母の買い物に手を繋いでついていき、毎日のように母とレスリングごっこをして遊んでいた。
二人は大きな子どもみたいで、そんな二人を見るのがとても楽しかったの。
ニコル(バートンの姉)
バートンが高校で目立つ活躍をするようになるとバーバラは彼に関する全ての記事を切り抜きラミネートしてリビングに飾った、そして試合会場に来ると誰よりも大きな声援を送っていた。
母がディオンテの一番のファンだったわ。
ニコル
しかし、そうした深い絆がバートンをより苦しめることになる。2012年にバーバラが乳がんを発症していることを家族に報告。バートンは少しでも母親と一緒にいられるように地元のマーケット大に進学する。
そして2014年のある日、ニコルからの電話でバートンはバーバラの死を知る。
非現実すぎて、ただ信じられなかった。あの日からバスケットボールが以前までのバスケットボールじゃなくなった。
ディオンテ・バートン
地元での試合や、地元の街並みがバートンにバーバラと過ごした時間を思い出させバートンを苦しめる。そして、バートンはバスケットボールへの情熱を失う。

しかし、家族はバートンにバスケットボールを続けるように促す、それがバーバラが望んでいたことだったから。家族の後押しもありバートンはアイオアステイト大に転校しプレーを続けることに。
母がいつも”一度始めたことは最後までやり続けなさい”と言っていたことを伝えたのよ。
ニコル
転校後、バートンはピンクシューズでプレー。これはピンクリボン運動という乳がん啓発運動の一環で、シューズにバーバラの名前と”Love you”、”Miss you”の文字を書いて試合に臨んでいた。
(ピンクシューズを履くと)ママと一緒に戦っているように感じるんだ。
ディオンテ・バートン
.
.
スポンサーリンク
リンク
スポンサーリンク