プレスティ「おもしろい話があるんだ」 #Shorts

“おもしろい話があるんだ”

2022年シーズン終了会見でサンダーのサム・プレスティGMはマーク・ダグノートHCについて聞かれてそう切り出した。

Sam Presti | 2021-22 End-of-Season Media Availability

※該当箇所は動画1:19:00あたりから

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“おもしろい話があるんだ”

※Gリーグの遠征にプレスティが同行したときの話、当時ダグノートはオクラホマシティ・ブルーのHCを務めていた。

おもしろい話があるんだ。

時間があったから夜通し飲もうとマークを誘った、スーフォールでの話だ。今までGリーグに同行した中で一番最悪な遠征だった、ものすごく寒かったんだ。バスが道から滑り落ちたからね、冗談ではないよ。

当時誰がチームにいたかは覚えていないけど、ダカリ・ジョンソンとダニエル・ハミルトンがいたと思う。ジャネロ・パーゴもそのチームに在籍していて我々はウエスタンで1位だった。スーフォールで小さなスポーツバーがあったからそこにいった、ジャネロもいた。彼は何年もNBAでプレーしていたベテラン選手で何とかNBAに戻ろうと頑張っていた。ジャネロと誰かは忘れてしまったけど、若い選手たちがいて話をしていたらマークが来たんだ。そうしたらジャネロが”聞いてくれ、マークはいつかNBAでコーチになるぞ”と言ったんだ。今から何年も前の話だ、そのとき”この男は私と同じことを考えてる”のかと。その言葉をNBAでプレーしていた選手から聞けたんだ。

 サム・プレスティ

スーフォールはサウスダコタ州の町でマイアミ・ヒートの下部組織がある

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ジャネロ・パーゴ

ジャネロ・パーゴは2002年にNBAデビューした選手、2006~08年にかけてクリス・ポール等と共にオクラホマシティ・ホーネッツにも在籍。2015年を最後にNBAからは離れていたが復帰を目指しオクラホマシティ・ブルーでプレーしていた。

Dakari Johnson talks personal D-League experiences
Contributor David-Scott sat down to speak with the Blue’s rising star center, Dakari Johnson, in regards to his experiences in the NBA Development League.

当時、ブルーに在籍していたダカリ・ジョンソンはパーゴを”great”と表現。

ジャネロとのプレーは最高だよ、オレたちみたいな若い選手たちのリーダー/ベテランの役割を担ってくれてる。本当にいい人でいつもNBAでプレーしてたときの経験を踏まえたアドバイスをくれるんだ。

 ダカリ・ジョンソン

クリス・ポールも若手時代の師匠としてパーゴの名前を挙げていた。

結局、NBAに戻る夢は叶わずブルーでのプレーを最後にパーゴは現役を引退する。その後、GリーグのACを経て、ポートランド・トレイルブレイザーズAC、そして今季からはインディアナ・ペイサーズACと引く手数多に。さすがプレスティの考えを見抜いた男?

プレスティがこれだけ鮮明に覚えていて自ら会見で話すくらいなので、このときのパーゴの言葉で”マーク・ダグノートはいつかサンダーのHCになる”という自信が確信に変わったのかもしれない。

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プレスティとブルー

チームを組織する上で”Family Atmosphere”「家族のような雰囲気」を大事にしてきたプレスティ、その理念はGリーグでも変わらない。

相談会を実施したり、遠征に同行したり、遠征先のバーで一緒に過ごしたりとプレスティほどGリーグの選手を大事にしているGMは多くはいないはず。(昨季はGリーグバブルにも足を運んでおり、そのときの隔離期間中にジョシュ・ギディーのスカウティングフィルムを見てギディーを気に入ったと話していた)

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「家族のような雰囲気」

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