プレスティが愛した男とヤニス #shorts 

Sam Presti: 10 things to know | NBA.com
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サンダーのサム・プレスティGMは学生時代「ボブ・スーラ」と呼ばれていた。

スーラは10年NBAでプレーしたプレスティの憧れの選手、若かりしプレスティは周りの選手からそう呼ばれるほどにチームメイトの信頼を勝ち取っていた。

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生後数カ月の子どもをスカウト

2020年、ボブ・スーラに子どもが生まれるとサンダージャージをプレゼントしたプレスティ。

スーラの子どもブラクストンに宛てて手紙も添えた、内容は以下の通り。

ブラクストンへ

いつか君はこのジャージを着るだろう、大きくなったらなんで3番のジャージだったのか分かるはずだ。

君が大きくなったときに読んでほしいからこうして手紙を書いている、もしかしたらサンダーファンになってくれているかな。手紙と言葉というのは大事なもので、実は僕も子どものとき自分の憧れだった背番号3番の選手から手紙をもらったことがあるんだ。

その手紙のおかげで自分がどれだけたくさんの人に愛され支えられているかが分かったし、努力し続けないといけないことに気付かされた。その手紙をくれたのは君のお父さんだ。それが嬉しくて今こうして手紙を書いている。(もしかしたら少し早すぎたかもしれないけどね)

君のお父さんのおかげで僕は大きな夢に向かって突き進むことができた。君も大きな夢を持てブラクストン!

もし数年後「スクールヤード」というニックネームの子どもの活躍を耳にしたら、僕が飛んでいって君をスカウトする最初の人物になるよ。

 サム・プレスティ

「スクールヤード」はスーラのニックネーム。まさかプレスティも個人に宛てた手紙がInstagramに投稿され、それが見知らぬおっさんに日本訳されているとは思うまい。

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スーラ以来の珍事件

なぜスーラをこのタイミングで?というと先日ヤニス・アンテトクンポがスーラ以来となる珍事件を起こしたから。

ヤニスは現地3月5日の試合において、残り数秒のタイミングでわざとシュートを外し自らリバウンドを取りトリプルダブルを達成。

しかし、NBAから「決める意志がなく手から離れているのでシュートとはみなさない=リバウンドとはみなさない」とされトリプルダブルをはく奪された。

No go: NBA nixes Sura's 'fixed' triple-double
The NBA took away Bob Sura's third straight triple-double Tuesday, ruling he shouldn't get credit for one rebound because he intentionally missed a shot just be...

実はスーラも同じ事件を起こしている。

2004年3試合連続トリプルダブルを達成したスーラだったが、3試合目の最後にわざとシュートを外しリバウンドを取る行為を行いヤニスと同じようにトリプルダブルをはく奪された。

この行為は褒められたものではないけど、当時のペースでは2試合連続トリプルダブルも滅多になかったこと。スーラは196cmのコンボガードとしてはリバウンドが強かった選手で2003-04シーズンには平均7リバウンドを記録している。

ラッセル・ウェストブルック、ジョシュ・ギディーとプレスティがリバウンドの強いガードを好むのは自らが愛した男の影響を多分に受けているのかもしれない。

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