JJ・レディックのPodcastに出演したドノヴァン・ミッチェルが語ったオクラホマで起きた忘れられない夜について。おまけでルーキー時代のテレンス・ファーガソンvsジョー・イングルスについても。
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「あの夜のことは忘れない」
2020年3月11日、オクラホマシティで行われるはずだったサンダーとジャズの試合は開始直前にキャンセルになる。
ルディ・ゴベアがCOVID-19に感染したのが事の発端だった、NBA選手の感染はこれが初。この日からNBAシーズンの中断が決まった。
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ゴベア以外にも感染者がいる可能性もあり、受け入れ先のホテルもすぐに準備できなかったためジャズの選手たちはペイコムセンター（当時はチェサピークエナジーアリーナ）のロッカールームで待機することになる。
彼らがロッカールームに閉じ込められた時間はなんと9時間。そんなジャズに手を差し伸べたのが当時サンダーでプレーしていたクリス・ポールだった。
クリス・ポールにお礼を言わないとね、あの夜ワインを15本送ってくれたんだ。みんなで飲んだよ、本当のことを言うとみんなで“しばらく試合はねえぞ！”みたいな感じで騒いでた。みんなが色んな人に電話してたんだ、恐怖心から逃れるように飲んでたよ。
ドノヴァン・ミッチェル
サンダーは当時の状況をドキュメンタリー化している、全てが変わったあの日のことを当事者たちが語る作品
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クレイジーだった、映画のワンシーンみたいだったね。その夜のことは忘れないよ。あの日の写真が携帯にあるんだけど、いつか額に入れて飾りたいね。それで子どもに言うんだ、”これはスポーツ史、そして国の歴史に残る出来事だったんだ"ってね。
ドノヴァン・ミッチェル
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「イングルスよりもクソ野郎はNBAにいない」
レディックの「NBAにジョー・イングルスよりもクソ野郎はいる？」という質問に「いるわけがない」と即答するミッチェル。
いかにイングルスがクソ野郎かというエピソードとして、ミッチェルは2017年にサンダーとジャズが対戦したときの話を挙げた。その試合ではテレンス・ファーガソンがジョー・イングルスの餌食になったそう。
OKCと対戦したときの話だ、当時テレンス・ファーガソンはルーキーだった。プレシーズンか開幕すぐだったと思う、ジョーが3Pを決めたあとずっと罵倒してたんだ。テレンス・ファーガソンだよ、まだリーグに入りたての。ただシュートチェックをしただけだなのに。”あの人は何やってんだ”って感じだよね、30点差くらいで勝ってたんだぜ。
ドノヴァン・ミッチェル
当時のビデオを見ると確かにファーガソンに向かって何かを言うイングルスが見切れている。30点差はミッチェルが盛っていて実際は18点差。
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ちなみに以前ジョー・イングルスがダンカン・ロビンソンのPodcastに出演したときにトラッシュトークを仕掛けたくない選手として名前を挙げていたのはラッセル・ウェストブルックとジェームス・ジョンソン。
人を選んでトラッシュトークを仕掛けるところも一級品のクソ野郎(褒め言葉)なのである。
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ギディーについて語るイングルス
