【新人】マレドン「ぼく負けたくないもん」

サンダーがドラフト当日のトレードで獲得したフランス出身のルーキー、テオ・マレドンについて。

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超負けず嫌い

父はフランスリーグでプレーしていた元プロ選手、母はジュニア時代フランス代表選手というバスケットボールエリート一家のもと生まれたテオ。テオは家族の影響もあり1歳のときからバスケットボールを手にして歩き回っていた。

母親シルビエが地元バスケットチームのトレーナーとして勤務しているときはいつも隣のコートでシュートをしたりドリブルをしたりして遊んでいたそう。

テオは毎日、家でもバスケットボールで遊んでいたの。“いけません”と言ってもちっとも聞かなくて。3歳になる頃には家から追い出すためにチームを探さないといけなかったわ。

 シルビエ・マレドン(テオの母)

その後シルビエはテオに水泳や陸上などもやらせたが、やはりテオが好きだったのはバスケットで学校に行く前でも後でも週末でも何時間もバスケットをしていた。

そしてバスケットを通じてテオの負けず嫌いな性格は育まれていった、家族で2on2をしたときも負けると泣くくらいに。

テオは負けると顔に出るの、どれだけ悔しがっていたかも分かったわ。

 レナ・マレドン(テオの姉)

こんなエピソードもある。

テオが5歳のとき、地元のレクリエーションに参加した。集まった子どもたちがメンバーを変えながら順番に3on3をしていくというものだった。テオはレクリエーションが終わり家に帰ると母親に全試合で得点したこと、全試合に勝ったことを話しこう言ったそう。

“ぼく負けたくないもん

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トニー・パーカーの弟子

テオ見ると若いころのトニー・パーカーを思い出す、本当にね。テオはいつでも落ち着いてプレーするんだ、若い選手にとって簡単なことじゃないよ。彼は絶対に焦ってプレーしない。

 ニコラス・バトゥーム

テオ・マレドンは16歳のときトニー・パーカーとニコラス・バトゥームが共同オーナーを務めるフランスのプロチームASVELでデビューする。そして2018年にはオールスターに選出され、2019年にはリーグ優勝に貢献するなど順調に成長を続けていた。

パーカーはマレドンにとって憧れの選手でパーカーもマレドンは自身に似ていると発言するなど相思相愛の師弟関係となった。(パーカー曰く、若くして物怖じせずにプレーするところが最初に似ていると感じた点だそう)

フランスのバスケットボーラーはみんなトニー・パーカーに憧れているよ。トニーのプレーで自分がマネをしたのはフローターかな。

 テオ・マレドン

パーカーはASVELの試合後にはディフェンススタンスなどの細かい注意点をマレドンにテキストで送るなどマレドンのことを弟子として溺愛していた。

溺愛しすぎてマレドンがドラフト34位まで落ちてしまったのはASVELのミトロビッチHCのせいだと解雇してしまったくらい。

(ミトロビッチ)がテオ・マレドンを飼い殺ししたのは明らかだ。彼はNBAのGMが見に来ている試合でテオを隠した。(中略)当時はキリアン・ヘイズと同じでTOP10ほどの評価があったのに。

このレベルの選手が1巡目で指名されないなんておかしい。テオは昨年本領を発揮できなかった。彼の起用法のせいで1巡目指名されなかったんだ。TOP10で指名されるべき選手だったのに。

 トニー・パーカー

ちなみに兄弟のTJ・パーカーがASVELのACを務めている

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実は○○○?

負けず嫌いで、トニー・パーカーに物怖じしないところが似ていると言われたテオ・マレドンだが実はめちゃくちゃシャイ。

最後の質問「ダンスムーブはある?」のあと恥ずかしそうに踊る?マレドンは必見

インタビューでは表情をほとんど変えず言葉少なめに話すマレドン、落ち着きすぎて19歳に見えないけどシャイな一面は年相応?

ちなみに落ち着きっぷりはチームメイトたちからも絶賛されていた。

テオは全然ルーキーには見えないよね。自分がルーキーのとき、特にこんな序盤では彼と同じレベルではプレーできていなかった。

 ダリアス・ベイズリー

テオは普通のルーキーじゃないよ。落ち着いているし、正しいプレーをしようとする。どうやったら周りと合わせられるかを理解しようとしているんだ。

 アル・ホーフォード

コートでは強気なプレーでプレシーズンから大活躍だったマレドン、コート内外でのこのギャップがたまらない。

これからが楽しみな選手。

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