サンダーのルーキー、ダリアス・ベイズリーについて。
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師匠はNBAチャンピオン
彼と一緒に練習して、関係を築き上げることができた。多分、それが一番大きなことだった。
ダリアス・ベイズリー
ベイズリーのNBAまでの道のりは他の選手とは違った。高校時代評価を上げ名門シラキュース大学へ進学予定だったが、それを蹴ってGリーグへ行くことを決意。かと思えばそれすら取り消してnew balanceのインターン生としてNBA入りを目指す、というおそらく前例がないもの。
そんなベイズリーが高校を卒業し、インターンが始まるまでの間、師匠として慕っていたのがマイク・ミラーだった。ミラーはマイアミ・ヒートでレブロンと共に2連覇に貢献したシューター。ベイズリーはエージェントがレブロンと同じだったこともあり連絡をとることができた。
これから始まる練習に彼がどれだけ興奮して情熱を持っていたことか、しかも彼は真剣だった。(ベイズリーを弟子にとるかどうか)考えるまでもなかった、簡単な決断だ。
マイク・ミラー
ベイズリーはミラーの家に住み込みでワークアウトをしていたとのこと。18歳とは思えないベイズリーの行動力もすごいが、それを受け入れるミラーもすごい。
ダリアスの場合特別だ。彼はきっちりスケジュールをこなしていた。6時に起きてワークアウトして、11時になったらまたワークアウトして、体重を増やすための食事も取っていた。全部自分の意志だ。だから特別なんだ、別に週4回休むことだってできたからね。
マイク・ミラー
※Instagramを削除してしまったよう。T-MACにドリブルからのジャンプシュートを教えてもらっている動画だった。
記事は見つからなかったけど、トレイシー・マグレディーともワークアウトをしているベイズリー。大学に進まなかったことで試合経験は積めなかったが、色んな人に弟子入りしてスキルを伸ばしていたということは分かる。
ちなみにミラーはフロリダ大学時代のドノヴァンの教え子。つまりドノヴァンにとってベイズリーは教え子の教え子、ベイズリーがサンダーにドラフトされたのは運命かもしれない。
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A Big Kid
色んなことに関わることが好きなんだ。
ダリアス・ベイズリー
ベイズリーはチームのいじられ役、かわいい後輩感が半端じゃない。
あいつはいつでも楽しいことを考えてるんだ。でかい子どもみたいな感じかな、何しても怒らないしね。何をしていてもどんな状況でも、ポジティブな空気にしてくれる。すごくいいやつなんだ。
ハミドゥ・ディアロ
(ベイズリーのエナジーについて)チームに伝染するんだ、自分たちは彼がコートで見せるエナジーをできるだけ貰おうとしてるよ。
デボン・ホール
そんなベイズリーを特に可愛がっているのがクリス・ポール。前述の通りベイズリーは自分から弟子入りしていくタイプ、兄貴肌のCP3にとってベイズリーは可愛くてしかたないのだと思う。
信じられない気分だ。昨日誰かがTweetを見せてきた。それによると2005年は特別な年なんだとさ。俺がドラフトされた年でもあり、ダリアスが幼稚園に入園した年でもあるから。
クリス・ポール
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両利き
ベイズリーはシュートハンドは左だが、それ以外は右利き。
なんでも子どもの頃、シュート練習していても全然入らなかったが左手で打ったらしっくりきたとのこと。そんなことある?
右手でシュートをしていたがミスばっかりだった、だから左手に変えてみたらシュートが入った。そこからはずっと左手だ、ナチュラルに打てたからね。
ダリアス・ベイズリー
またベイズリーはシュート練習中、自分の父親などのものまねをして自分に語りかけながら練習するそう、サンダーはものすごい逸材を手に入れたのかもしれない。
(父親のものまねをしながらシュート練習をすることについて)ずっとそうやってきたんだ。例えば、シュートを打って外したら別の人になりきって“違うだろ、シュートはこうやって打つんだ”って自分に言うんだ。シュートを外した人物から抜け出して、別の新しい人物に入れ替わってシュートを決める、みたいな?言うならばそんな感じかな、意味不明かもしれないけど。
ダリアス・ベイズリー
ちなみにサンダーで利き手とシュートハンドが違う選手と言えば
ミッチ・マクゲイリー
ミッチもシュートハンドは左、普段は右(動画ではボウリングを右手で投げている、レイアップはいつも右手で打っていた)だった。プレスティのフェチかもしれない。
ラッセル・ウェストブルックもシュートハンドと利き手が逆族。ただし、ラスの場合は利き手が左でシュートハンドが右だからベイズリーとは逆。
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