今夏サンダーのフロントメンバーに加わったヴィンス・ロズマンについて。
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サンダーの弱点を補う男
2006年に大学卒業後、ロズマンはフィラデルフィア・76ersのインターン生としてチームに入団し15年間でチームのアシスタントGMまで昇り詰めた。ロズマンの強みは様々な分野を担当してきたこと、アシスタントGMとしてもその強みを活かしスカウト/スタッツ分析/サラリーキャップの3分野のとりまとめをしていた。
どんな役割でも与えられたものはとても楽しかった、おもしろかった。言うなれば、仮にそこでキャリアをずっと過ごせと言われても嬉しかっただろうね。3分野を任されているのは助かる、決断を下す際に分けては考えられない3つだから。
ヴィンス・ロズマン
特に評価が高いのがスカウト力。
ここ数年76ersはシェイク・ミルトン(2018年2巡目54位指名)、マティス・サイブル(2019年1巡目20位指名)、タイリース・マキシー(2020年1巡目21位指名)と1巡目下位~2巡目指名でチームのローテーション~主軸を担う選手を引き当てており、大型契約選手がサラリーキャップを圧迫するチームを支えてきた。
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サンダーとしてはこの1巡目下位~2巡目指名が長年の課題であったのでロズマンの入閣はまさに適任と言えそう。
未来を予測するから簡単には行かないんだ。どうプロセスを積み上げていくか、チームの育成計画を立てるときには選手のことを本当によく知らないといけない。それが楽しい挑戦でもあるんだけどね。
ヴィンス・ロズマン
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マイク・ムスカラファンの男
2020年、76ersはトバイアス・ハリス獲得のためにドラフト指名権をすでに手放しており1巡目指名はないつもりでいた。
しかし、オクラシティ・サンダーに所属していた漢マイク・ムスカラが魂のゲームウィナーを決めたことで予期せぬドラフト指名権を手にすることとなる。(76ersは2016年にジェラミ・グラントをサンダーに放出、その対価として2020年TOP20プロテクト指名権を手にしていた。そのプロテクトがムスカラの一撃で外れたことでシクサーズは1巡目指名権を手にすることに。詳細は記事下のリンク参照。)
その当時シクサーズのドラフト担当だったヴィンス・ロズマンの発言は以下の通り。
“あの夜、我々はみんなマイク・ムスカラファンだった”
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なぜロズマンがマイク・ムスカラファンになったかの詳細