Q.2021年 サンダークエスト大賞とは?
A.2020-21シーズン、サンダーを沸かせた選手や名場面を振り返りながら独断と偏見で勝手に賞を贈る企画である。表彰大賞は以下4部門。
- マイク・ムスカラ賞
- ブルーノ・カボクロ賞
- FMOY “Funny moments of the year”
- ゲームランキング
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マイク・ムスカラ賞
2020-21シーズン、サンダーで最もアンチタンクなプレーをした選手に贈られる賞。「勝つと指名権がなくなる試合」でゲームウィナーを炸裂させたマイク・ムスカラ選手にちなんだ名誉ある賞である。
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栄えあるマイク・ムスカラ賞に輝いたのは最終戦でゲームウィナーを決めたアレクシー・ポクシェフスキー。
この勝利でサンダーのTOP3ピック獲得率は7%ダウン、TOP5ピック獲得率は10%ダウンとなった。指名権を吹き飛ばした本家には及ばないが、マイク・ムスカラ賞の名に恥じないすばらしいシュートだった。
コーチもチームメイトも自分のことを信じてくれた。だからシュートを打って決めて勝った。
アレクシー・ポクシェフスキー
次点はルー・ドート、常に全力プレーでチームを支えてきた。特にアンチタンクポイントが高かったのは以下3点。
- SAS戦で逆転ブザービーターを決めた
- BOS戦でチームハイの24得点をあげて14連敗をストップした(当日、勝利することを予言していた)
- HOU戦でジョン・ウォールのレイアップ(決まれば逆転)をブロックした
特にHOUはタンクレースのライバルであり、サンダーはHOUの指名権(TOP4プロテクト)スワップ権を保持しているのでタンク的な観点でHOU戦はマストルーズな試合だった。
アタックしてリングに向かってプレーするウォールのいいプレーだった。抜かれてしまったからとにかくリカバーしようと諦めなかっただけだ。
ルー・ドート
ものすごいプレーですばらしいリカバーだった。やられていたけど、ついて行ってブロックしたんだから。
マーク・ダグノート
ヒーローのようなプレーだった、あんなの初めて見たよ。ものすごいクラッチプレーだ。試合が終わった後にルーには“You’re a monster, bro!”って言っといたよ。
モーゼス・ブラウン
ドートの活躍もすばらしかったが、やはり順位に直接影響する最終戦ゲームウィナーのインパクトには勝てず次点となった。
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ブルーノ・カボクロ賞
2020-21シーズン、その他のチームを相手にしたときよりもサンダー戦で著しい活躍をした選手に贈られる賞。サンダーを相手にキャリアハイを連発していたブルーノ・カボクロ選手にちなんだ賞。(「サンダーキラー」とは別でザック・ラビーンなどその他の試合でも活躍している選手は本賞の対象外)
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ブルーノ・カボクロ賞はINDに彗星のごとく現れ本契約を勝ち取ったオーシェイ・ブリセット。
今シーズン序盤までほとんど出番はなく3月に10日間契約から本契約まで登りつめて、直後のサンダー戦で23得点、12リバウンド、3ブロック、2スティールの活躍。
得点、リバウンド、アシストの3部門においてサンダー戦でキャリアハイを記録しておりブルーノ・カボクロ賞選出は文句なし。
サンダー戦 | 得点 | FG/FG% | 3P/3P% | REB | AST | STL | BLK |
4/22 | 23 | 8-16 | 2-7 | 12 | 1 | 2 | 3 |
5/2 | 16 | 6-11 | 3-6 | 13 | 3 | 0 | 4 |
平均 | 19.5 | 51.9% | 38.5% | 12.5 | 2.0 | 1.0 | 3.5 |
ちなみにブリセットはカナダ出身でシェイ・ギルジャス・アレキザンダーとは同い年、そして子どものときから対戦してきた仲。
シェイはいつも安定している、プレーメイキングタイプのポイントガードだが、スコアリング能力も伸びているね。彼の緩急はリーグ10年目にならないと身に付かない。彼の活躍が嬉しい、誇りに思うよ。
オーシェイ・ブリセット
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FOY
“Funny moments of the year”、今季おもしろかった瞬間。
Horford flinch
あの有名な Horford flinch が満を持してオクラホマに上陸した。分かっていても笑ってしまうさすがのおもしろさ、もっと見たかった。
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ハーフコートショットゴールテンディング
ハミドゥ・ディアロのハーフコートショットゴールテンディング。
結果2点差での敗北だったのでこのプレーがサンダーの未来を変えた可能性もある。逆マイク・ムスカラ賞と言っても過言ではないかもしれない。
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ミラクルショット
シェイのスーパーショット。
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スーパースター
サンダーの未来。
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ゲームランキング
今シーズン、閲覧数が多かったゲームリキャップ記事ランキング。
第5位
昨シーズン、ミラクルサンダーを引っ張ってくれたCP3がオクラホマに戻ってきた試合。
サンダーは前の試合57点差という歴史的敗北を喫していたが、この試合はリーグトップクラスのPHX相手に最後まで接戦を演じた。
選手たちがどのよう気持ちを切り替えたか、コーチの教えがチームに浸透していることが試合後のコメントからも伝わってきた。また、CP3はオクラホマやドートの成長について言及。
エイトン、謎の充電切れで笑いの面もバッチリ。後半戦で数少ないナイスゲームだった。
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第4位
ラッセル・ウェストブルックの凱旋試合。
「オクラホマにがっかりした」というスコット・ブルックス節を加えたコメント&ラスのトリプルダブルと昔なつかしサンダーが垣間見えた試合でもあった。
上機嫌のラスはボールを蹴ってディレイオブゲームを吹かれたことについて「ただラッセルしただけだ」と笑顔でコメント。
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第3位
開幕戦。
残り2分13点リードの場面からシェイのターンオーバー&フリースローミスが絡み相手の連続3Pで追いつかれてしまう。
しかし、残り1.4秒に自らのミスを取り返すゲームウィナーをヒット。今シーズンのシェイの躍進を感じさせる試合だった。
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第2位
アウェイでPORを撃破した試合。
シェイ自身でも「何が起きたか分からなかった」といったミラクルショット、試合後に明かされた“The Breakfast club”と呼ばれる謎の集団の存在、シェイが思わず笑ってしまったおもしろハプニングと見どころが多い試合だった。
試合終盤にフリースローを外しまくっていたシェイが彼女と師匠からいじられる、とコート外でもおもしろ要素があった。
ちなみに次の試合がPHX戦でCP3との対戦、クラッチタイムにシェイがフリースローを決めまくりサンダーが勝つというオチまで完璧だった。
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第1位
ベンチメンバーで逆転して勝利を掴んだ試合&「ありがとう、オクラホマシティ」byハミドゥ・ディアロ
逆転したときのメンバーは
- ケンリッチ・ウィリアムス
- アレクシー・ポクシェフスキー
- ダリアス・ミラー
- マイク・ムスカラ
- アイゼイア・ロビー
という超しぶいメンバー。
ムスカラはこの試合以降出場することなくシーズンを終える。理由は分からないがムスカラがいたらまずいことがあったのだろうか、理由は分からないけど。
そして、移籍したディアロが組織、仲間、オクラホマに向けて綴った「ありがとう、オクラホマシティ」は必見。
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