【ドラフト2022】サンダー ドラフト情報まとめ

サンダーの指名選手まとめはこちら

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シーズン終了後

サム・プレスティ会見

(ドラフトは)確率のゲームだ、コントロールできることは何もない。

(ロッタリーについて)チームにはそれぞれのやり方があるが、我々にとって他のチームよりも大事な日になるかもしれない。でも何が起きようとその中でやるしかない、昨年もそうだった。昨年はロッタリーの引きという点で言えば悪い結果だったが、ドラフトが悪い結果だったとは全く思わない。

昨年、75%以上の確率でTOP5指名権を手にすることができたサンダーだったがロッタリーの結果は6位&18位指名と振るわず。しかし、指名した選手は全員が1年目から活躍した。

私にとって最も大事なのは組織のプログラムにフィットし、我々が目指す姿に沿った選手を見出すことだ。我々もその選手たちに寄り添っていきたい。

粘り強くやっていれば運が傾く。ロッタリーの結果に関わらず、既存選手の成長でチームは来年さらに前進していくと私は思っている。

ロッタリーが終わった後はじっくり考えて、現状を把握しそこから未来を描いていく。

(クリッパーズの指名権が15位指名から12位指名に上がったことについて)私はそれをこう捉えている、”もし15位から12位にトレードアップしようとしたらどれだけコミットしないといけない?”とね。何かは犠牲にしないといけない、これはドラフトにおいて大きなジャンプアップだ。

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ロッタリーオッズ

クリッパーズの指名権を保持するサンダー、最も可能性が高いのは6位&12位指名権。

ベストシナリオ:1位&2位指名権

ワーストシナリオ:8位&14位指名権

ロッタリーに参加するのはニック・コリソン。

プレスティ曰く「粘り強くやっていれば運が傾く」のであれば、昨年75%を外したナジー・モハメド続投でもよかった。また外したらネタにできるという点でも。

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ロッタリー

ロッタリーの結果、サンダーの指名権は以下で確定。

2位、12位、30位、34位

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サム・プレスティ会見

ロッタリー前に行われた会見のコメント抜粋。

(ロッタリーは)リーグの未来に大きな影響を与える数少ない日だ。だけど、今から起こることは何もコントロールできない。結果がオッズよりも大事だ、オッズとか確率とかは関係ない。100回シミュレーションするわけではなく、1回しかないんだからね。

チェスの試合ではみんなが同じ場所からスタートする、同じだけの数の駒を手にしている。対戦が終わってやり直すときはまた同じところに戻して始める。NBAはチェスよりはポーカーに近い。全員が異なるカードを手にしていて、その与えられたカードでプレーしないといけない。配られるカードは人それぞれだ、”ロッタリーの結果”かもしれないし別の札かもしれない。手持ちのカードで最大限を尽くすことと次の手を考え続けるのが大事なスキルだ。

(TOP3候補の選手たちについて)一つ言えるのは我々は選手を評価するとき周りの意見や評価に合わせることはしない。もし周りの意見に流されていたら残念だ、選手を見るという点において独自の考えを持っていたいからね。

もう一つ正直に言うとドラフトの直前まで指名順を決めることはない。常に変わっていくものだ。

いつのドラフトにもいい選手はたくさんいる、歴史を振り返ればどのドラフトにもすばらしい選手がいるからね。でも(いい選手順に)1,2,3,4,5,6,7と指名されたわけではない。そんなことはほとんど起こらない、60位までにいい選手が散らばるんだ。だから我々は長い期間チームの助けとなる選手を見極めないといけない。

プレスティの発言は「2位指名だからと言って、バンケロ、ジャバリ、ホルムグレンを指名するとは思うなよ」とも聞こえる。昨年はモックで10位前後だったギディーを6位でサプライズ指名している。

ドラフト指名権はNBAにおける通貨だ。時がきたら、我々はそれを使用する。

ドラフトになると息をするように名言を吐く男サム・プレスティ。

ちなみに昨年~今年と指名順位が決定した後ではなく、ロッタリー前に会見を開いているのはその方が発言の信用度が増すから。確かに結果が出た後なら何とでも言えるし、発した言葉も感情に流されて出た言葉ではないので信頼できると言えるかもしれない。

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ニック・コリソン神 御言葉

ファンのみんな、町のみんなが喜んでくれているよね。

今年はスカウトとしてずっと従事してきたからドラフト候補生のことも知っている。もちろんどのチームもできるだけ高い順位の指名権が欲しい、だから2位を手にできてよかった。我々フロントの仕事はここからだけどね、とにかく選手たちに直接会って愚直にいい判断をし続けていくよ。

コリソンはこの後もシカゴに残ってドラフトコンバインを見て、ワークアウトに呼びたい選手に声を掛けていくとのこと。

2位を引いたから終わりではないというコリソン。帰るまでが遠足、指名するまでがドラフト。

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ロッタリー裏話

サンダー代表として壇上に上がるニック・コリソンを見てサム・プレスティはテンションが上がっていて、「汗かくだろうな、めちゃくちゃ汗かくぞ」とからかいながら笑っていたそう。コリソンが可愛くて仕方ないおじさん。

そんなプレスティはラッキーアイテムとして2つの石をポケットに入れていた、一つは奥さんからもらったトルコ石でもう一つは息子が4~5歳の頃に外で拾ってきた石。プレスティ曰く「それが自分にとっては大切なんだ」とのこと。

外で石を拾い集める息子とNBAで指名権を集める父

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ドラフト指名予想

ESPNとThe Athleticのサンダー1巡目指名予想

順位ESPNThe Athletic
2位チェット・ホルムグレンチェット・ホルムグレン
12位ウスマン・ジェンウスマン・ジェン
30位ケイレブ・ヒュースタンケンダール・ブラウン
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ESPNもThe Athleticも2位&12位が同じ予想、どちらの選手もポテンシャルが高いオールラウンダーだが粗削りという前評判。ジェンについてはハッキリ即戦力ではないと書かれている、しかしサンダーなら成長を待つことができるから問題ないとも。

ESPNが30位指名予想しているケイレブ・ヒュースタンはカナダ人、高校時代ドウェイン・ワシントン(シェイ・ギルジャス・アレキザンダーの高校時代の恩師)の元でプレーしていた選手。

ホルムグレンはリムプロテクターとしてサンダーにとてもフィットする、アウトサイド起点のオフェンスもマーク・ダグノートは魅力に感じるはずだ。

 サム・ヴェシーニ(The Athletic)

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